つづいて、北大理系



第1問


4次関数の複接線の問題。めちゃめちゃ有名問題。

接線から(x-a)^2(x-b)^2を利用。予備校の授業では必ずある問題。


第2問


空間図形。座標でやれば、ただの計算問題。ちなみに、4平方の定理という有名な定理があり(生徒には教えない)、それを使うと面積は3秒ででる。



(4平方の定理)


∠AOB=∠BOC=∠COA=90°である四面体OABCにおいて、


(⊿ABC)^2=(⊿OAB)^2+(⊿OBC)^2+(⊿COA)^2


※証明してみよう!!



第3問



行列。これはやや難か。(1)は帰納法で存在証明。(2)はBn+1を計算するとでます。

ちなみに、行列の漸化式は数列の漸化式のアナロジーが多いです。今回の数列版だと、



(an+1)×(an)=(an)+2


(an+1)×(an)+(an+1)+(an)+1=2(an)+(an+1)+3

{(an)+1}{(an+1)+1}=2{(an)+1}+{(an+1)+1}


1=2/{(an+1)+1}+1/{(an)+1}


※割り算の分母≠0の議論省いてます



(bn)=1/{(an)+1}



とおくので、分母に(An+E)^(-1)が出てくるわけです。特性方程式を解くと分子の数学的意味もわかります。


※添え字見にくくてすみません



第4問


文系と共通


第5問


微積分の基本定理の応用。手頃なレベル。良問。