月1で、昨年9月から実施しています。

通常の勉強とかなり違っているので、普段、ニュースを見ることや、親子の対話などが必要だと思ってます。会話能力は、文章力につながります。普段、敬語や正しい言葉使いを駆使して、人に正確に言いたいことを伝える訓練も必要です。以下、実施した公立対応問題の内容です。(なお、入塾時期や週の受講回数や通常の勉強の習熟度により、実施回数は変わります。)

 

第一回が「地図の読み取り」

最初が出会った人への適切な道案内。けがをしている小さな子への対応。

どこのお店で何が買えるかを考えて、適切なアドバイスをする問題。

観光客になって、観光地図にもっと必要なものを考える問題。

アメリカから初めて来た友人を観光マップから、自分ならどう案内するかという問題。

地震が起きた時の行動。ハザードマップの作成。危険の察知。

(*地図記号を読み取るだけの問題ではなく、発想力を持って対処する問題でした。)

(みんな、言葉でまとめるのが大変そうでした。受講は4年生中心のところ、2年生がトライ。発想のユニークさにびっくり。)

 

第二回「対照実験」

対照実験とは、調べようとする事柄だけを変えて比較する実験のこと。

発芽実験が代表的な実験です。

めだかの産卵と温度。葉で作られるデンプンと日光の関係。ふりこの長さと周期。

二酸化炭素に火を消す性質がないことの実験。どんな対照実験がいいか、自分で考える問題。

(発芽の条件など知っているのに、対照実験となると答えは簡単には出ないようです。理科の実験をやっていただいている先生から、理科実験に積極的な子ほど授業でも豊かな発想を発揮するとの評。理科実験は、ほんとにみんな好きです。)

 

第三回「虫食い算と魔方陣と数の組み合わせ」

虫食い算は、筆算の足し算、割算、掛算の☐になっているところの数字を求める問題。

魔法陣は、9個のマスに数字を当てはめる問題。

数のくみあわせは上皿天秤問題でした。洞察力が必要です。

最後に+-×÷を入れて、1から10まで作り出す問題。

(*比較的、男の子の方がクイズ感覚で、楽しんでました。)

第4回「イラストの読み取り」

イラストからカレーのレシピを考えるもの。4コマ漫画からことわざの意味を語る問題。

明治の食卓と現代の食卓。それぞれの良さを比較し論評する問題。

最後におぼれた子供を見た時、どう行動するかを論述する問題。

(男の子はさんざんでしたが、女の子の方が対応力ありでした。)

 

第5回は「推理する問題」

一桁の数字7個を4つの関係式から導き出す問題。

3つの発言から順位を導き出す問題。

4人の発言からうそを見つけ出す問題など。(A君は僕のヒントも拒否し、もくもくと取り組んでました。)

 

3月に、第6回をやる予定です。

題は「エネルギーと資源」主な発電の長所と問題点。バイオマスについて論じる問題。エネルギーの未来を論じる問題の予定。