おはようございます
ー Anera＆Kanoa ー です。
9月も中旬というのになかなか涼しくなりませんね。
今月23日は秋分の日、秋彼岸ももうすぐですが、以前は『暑さ寒さも彼岸まで』と言われてましたが、ここ数年この言葉が当てはまらなくなってきてる気がします。
前回のブログで乗り放題キップについて書いたけれど、その後3日間毎日どこかしら出かけてました。
月曜日はお盆の時出来なかったお墓参りを兼ねて仙台～石巻へ。東京駅の新幹線ホーム、はやぶさは仕事へ向かう人で満席でした。
翌日は川越へ。
仕事で都心部へ向かう大船駅は下りのホームもたくさんの人、その中を指定が6回取れるキップだから、特急湘南で東京駅まで。
特急湘南もたくさんの通勤の方が使ってるんですね。皆さんリッチだなー。自分は現役のころ使ったことはなかったけど満員電車での疲労や感染リスク低減、もしくは東京からの新幹線乗り継ぎ出張前にちょっとだけプラスして楽に行けるのはアリだと思えます。
特急湘南は大船を出ると次の停車駅は品川。横浜、川崎には止まりません。
その品川駅を出てすぐ、え、こここんな大きな工事してたっけ？と思ったのが高輪ゲートウェイ駅。
まだ完全リタイアして1年だけど、東京はいたるところで開発が行われてます。
まあ、これも座席指定で進行方向にゆったり座ってたからこそ気付くのかもしれません。
ということで川越着。
いやぁ さらに暑い。ちょっと風も止まってしまい日差しの中を歩くのはキツかったです。
お店に入って少し涼んできました。
帰りは駅までバス、やっぱり冷房の効いた乗り物で歩かなくて済むのは楽ですね。
そして昨日は日光へ。
宇都宮までは新幹線の自由席。いつもは仙台までなので全席指定のはやぶさが定番だけど、久しぶりのやまびこ自由席。東京駅を出る時は空いてて楽勝って感じだったけど、上野でそこそこの人、そして大宮では満席状態となりました。
この区間は新幹線の通勤利用が多いようです。
日光線へ乗り換え。
修学旅行？の生徒が多かったけど、外国人も多いですね。
生徒を除けば日本人より多いようです。途中の電車もそうでした。ヨーロッパ系の方でしょうか、昔と違って個人や小グループでの自由なツアーが主流になってきてるんでしょうかね。
正確な記憶はないけど、前回来たのは6～7年目くらい前。もう少し涼しいと思いましたが、やっぱり今年はここでも暑い。
紅葉の時期まで1か月以上先かもしれませんね。
頑張って階段を登り奥社まで。
小学生たちの声であまり落ち着かないまま見学して来ました。
自分も中学校の修学旅行は日光に来てますが、50年以上前、その時のガイドさんが説明してくれていまだに覚えているのがこの灯篭。
伊達政宗からの寄進です。
宮城から来たということで丁寧に説明してくれた記憶、半世紀以上も覚えていて感慨深いものがあります。
そしてよく見ると階段の反対側には島津家からの寄進の灯篭。
島津家と言えば西軍として参加してたけど、関ケ原では旗色を鮮明にせず、戦の勝敗がほぼ決まったころ錐もみ状態で戦線離脱、領地へ帰ってしまったわけです。
この直接戦闘に参加してないということと周りのとりなしで何とか領地安堵、伊達家は上杉家のおさえということで関ケ原には参加してなかったけれど、家康としては伊達家を参加させなかったのはこの兵力がもし戦場で裏切ったら？と考えたのかもしれません。
いずれにしても関ケ原以後天下統一した家康に対し、各大名は忠誠を誓うという意味からも東照宮にはこぞって寄進、その中でも前田家に次ぐ大藩である島津家、伊達家のこの場所への寄進はお家安泰のためのポーズとしては必須だったんでしょうね。
ちなみに譜代の大名はこの陽明門階段の上へ設置されてます。
この後世界でも類を見ない安泰の政権年数を経て幕末へ。
薩長土肥。関ケ原後この中でも毛利家は大幅に領土没収、土佐は遠江国掛川から大幅な加増で山内家が入りました。
この四藩が討幕の中心となるわけですが、徳川幕府成立時期、各藩の存続をかけた考え方と幕府側の統治の面から見る日光東照宮は奥が深いですね。
この時代のことを書き連ねると止まりませんが、東照宮を大幅に充実させた生まれながらの超お坊ちゃま、三代家光にも触れたかったです。
宇都宮駅では新幹線の待ち時間を利用して出来たばかりのLRTを見に行ったけど残念ながら止まってませんでした。
東京駅着
指定席の残りを使って東京から大船までNEX（成田エクスプレス）で。
ということで今回の乗り放題キップ、毎日乗って十分元が取れましたよ。
留守番ばかりでつまんなかったボル達、
もう少し涼しくなったらどこかへ連れていくね。