木酢液を使った植物の害虫対策では希釈率500倍は効果が薄いので酢、唐辛子、ニンニクも使うと良い | 低収入元パチンコ依存借金オワコン独身男の家庭菜園など興味の有る事を書くブログ

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【筆者が実際に使っている木酢液】

木酢液を使った野菜などの害虫対策をネットや動画で1日掛けて調べて見ると500倍〜1000倍が植物の負荷も少なく良いとされている。


だが実際に数カ月間500倍に薄めて使って見ると正直言って害虫対策としては効果が薄いと言わざる負えない。


【ナメクジに食い荒らされている筆者の実際の伏見甘長達】


勿論、病気対策や活力剤としての効果は目に見える形で実感出来るので疑い様がないのだが害虫対策としては期待出来ない。


仮に効果が有るとすれば殺虫し易い葉ダニや線虫くらいのもの。


植物に致命的な被害をもたらすナメクジやコガネムシ、カメムシやイモムシ、バッタやアブラムシには500倍では効果が薄い。


動画検索では責任の所在が明らかに成るので安全パイの500倍以上を推奨している投稿者が大半だがネットで調べて見ると植物を商売としている個人や会社の記事には200倍〜500倍と書かれている事も多いので少なくとも最も濃度の高い200倍でも取り敢えず枯れはしない。


とは言え筆者の場合300倍で散布した結果、葉の縮れ、変色、溶解、繊維切れなどの多少はダメージを被っている様子が見受けらたので長期的に散布するには宜しくない。


そう成ると301倍〜399倍の範囲がダメージを与えずに済み有る程度害虫対策に成るギリギリのラインに成る。


そこで考えたのが木酢液だけでなく酢と唐辛子、ニンニクを加えると言う事。


酢には植物を食い荒らす害虫に対しての忌避効果はほぼ無いが木酢液と同じく酢酸が主成分なので病気対策と活力剤的な効果が有るのは間違いない。


また唐辛子のカプサイシンは直接散布すると害虫が痛みを覚えるし葉や茎にカプサイシンが残ると辛味を覚える。


最後のニンニクのアリシンには木酢液と同じく臭いで害虫を忌避し殺菌作用も有る。


自然農薬オールスターズを散布しても臭いや辛味が滞在するのは長くても2日程度で、それを過ぎれば害虫忌避効果は無いので一気に害虫を退散させると言うよりも有る程度喰われて臭いや辛味で一旦追い出し、また2日か3日経って害虫が戻って来て有る程度喰われて臭いや辛味で追い出しの繰り返しで最終的に居なくなる事を狙うしかない。


一定のラインまで食害されるのは目をつむり植物自体の体力や害虫を退散させる力を引き出す。


因みに酢を同じ様にスプレーで散布する際に最も良い濃度は動画で検証している人がおり200倍が1番良いと見て、ほぼ間違いない。


因みに散布頻度だが木酢液や酢、唐辛子やニンニクも化学農薬では無いので雨が降ればすぐ流れる。


なので雨が上がってから散布する様にし暫く雨が降りそうに無いなら1週間に1度が良い。


そうなると、かなりの頻度で散布する月も有り毎回作るのにも億劫に成り兼ねないので出来るだけ手間なく自然農薬オールスターズを作らねばならない。


木酢液と酢は入れるだけなので良いとして唐辛子とニンニクは無くなる度に毎回切って潰して容器に移して酢を入れて………こんな事をしていたら何れ面倒に成って気付いた頃には害虫に食い荒らされる様な事にも成り兼ねないので唐辛子とニンニクに関しては即席の物を使えば良い。


要するに唐辛子は調味料で使う一味唐辛子を用意しニンニクはチューブ入りニンニクを用意する。


コップに水を入れて一味唐辛子を5振りか七振り程度入れて、チューブ入りニンニクは指の第一関節くらいの長さまで出して入れて後はスプーンで20回か30回くらい混ぜれば良い


時間が有るなら1時間程度は置いておいた方が良いが無ければ、そのままでも構わない。


元々細かくしているので現物よりは水に溶けやすい。


話を戻すと軒下やベランダなら、そもそも雨は当たらないので同じ様に1週間に1度。


因みに散布する際はトリガー式の物はすぐにバネが駄目に成るので加圧式のスプレーボトルを、お勧めする。


【筆者が実際に使っている加圧式のスプレーボトル】


ホームセンターやダイソーに売っている。


このスプレーボトルはダイソーで330円で買った物。


兎に角、劇的に散布が楽に成り外側が細かい霧状になるので土表面積に散布する際の手間が省けて良い。


また木酢液の品質に関して懸念される人もいると思うので少し書くと蒸留が疎かにされている粗悪品の場合、1.5Lボトルで200円とか300円程度で売られている事も有り効果や人体に対する影響の面で余り宜しくないのだが筆者の使っている木酢液は598円でそれなりに値の張る物で蒸留もしっかりされているので品質の面で問題無いと思われる。


また色も重要で色が黒い物は蒸留が疎かに成っている可能性が有るらしいが筆者の使っている木酢液は良いとされている紅茶色(容器自体は光を通し難い黒っぽい物に成っている)なので色に関しても問題無いだろう。


酢に関しては穀物酢か米酢で余計な添加物が入っていなければ問題無いらしい。


最後に害虫対策としては木酢液と唐辛子は公の機関でも効果が認められているので全て無理な場合でも木酢液と唐辛子は使うべきだろう。


あくまでも経験上の個人的な見解なので試す際は自己責任で。


追伸。2024/6/3


木酢液を300倍に薄めて使った1ヶ月半後に330倍で散布したが殆どダメージは見受けられ無かったので300倍を超えるかどうかが肝に成ると見て間違いないだろう。


勿論植物側の慣れも有るだろうが精々10倍程度の誤差なので慣れさしたら何とか成ると言うのは余り宜しくはないだろう。