旅行の前は是非「先行体験」を!

こんにちは!
今年は新天皇の即位に伴って、ゴールデンウイークが10連休となる人もいらっしゃるかと思います。長いお休み、そろそろ子供達との旅行計画を立てていらっしゃるご家庭もあるかと思います。
そこで今回は「先行体験」についてお話したいと思います。
はじめに、皆さんはお子さんと遊びに行かれる前と帰ってからと、どのように過ごしていらっしゃいますか?
出かける前にはこれから行く場所について話し合ったり、帰り道にはその日の感想を親子で話しあったりしていらっしゃいますか。
それとも、お子さんとは予定の中身について具体的にお話しすることなく出発し、家に戻って来たら普段の日常に戻り、家事や仕事に追われていらっしゃるのでしょうか。
遊びに出かける前や後に、子どもとその中身を話したり、経験や出来事を振り返るなんてめんどくさい!と感じられるでしょうか。
今回皆さんにお伝えしたいのは、お子さまと遊びに行っただけで終わり、体験しただけで終わりにしては、脳にも心にも、とてももったいない!ということです。
七田式教育では、子どもたちに「先行体験」をできるだけ多く与えることを大切にしています。
「先行体験」とは、何かを経験するときに、あらかじめ絵本や図鑑などで学習しておくことを指します。
例えば園でクッキングをするという予定があるときには、家庭で野菜などを洗ったり、切ったりすることが「先行体験」になります。
「先行体験」があると、後で実際に体験するときに、印象的に楽しく体験することができ、記憶にもはっきりと刻まれます。
これを読んでくださっているお母様、お父様はきっとお子さんの心の成長を望み、お子さんが感動を味わうことができるようにと考えていらっしゃると思います。
自然に心が動くような、たくさんの楽しいイベントや、知的好奇心を刺激するような企画を考えていらっしゃることでしょう。
そこでぜひ、水族館に行くのなら、魚や水族館にいる生き物たちの絵や写真を見ながら親子でお話をしてみてください。
アウトドアキャンプに行かれるのなら、キャンプの様子を描いた絵本やキャンプ道具などを使って、お子さんと一緒にキャンプごっこをしてみてはどうでしょう。
海外に行かれる場合は、その国や地域のことを紹介した子ども向けのガイドブックやウェブサイトを利用して、いろいろとお話をすることができますよね。
そして、旅行や外出から帰ってきたときなど、普段できない体験をした後には、お子さんが体験の中で、五感で感じたこと、思ったこと、考えたことを話してもらいましょう。
絵が好きなお子さんには絵を描いてもらって、その絵を見ながらお話をしたり、文章を書くのが好きなお子さんには作文を書いてもらって、読んで聞かせてもらったりするのもよいですね。
小さなお子さんでも、お土産や撮った写真などを見ながらなら、お話がしやすいと思います。
お母さん、お父さんが、お子さんの知的好奇心や、驚き、感動、意欲に耳を傾けてあげることで、お子さんは自分の中に芽生えた好奇心や、驚き、感動といったものを意識し、それを表現することができるようになります。
また、お母さん、お父さんにとっては、お子さんが自分とは異なる一人の人間として、何をどんなふうに感じるのかを知る機会になりますし、今後、お子さんの興味や関心を伸ばす手助けをする手掛かりを得る機会になることでしょう。
そして、なぜお母さん、お父さんが、この連休にその企画を考えたのか、親から子へ伝えたいことを伝えられる良い機会にもできますね。
ただ、小さなお子さんには、切符を買って電車に乗ることや、いつもの行動範囲を少し出るだけでも大きな冒険です。
大人のペースで行動しようとしても、子どもにはついていくのが大変なときがあります。
今日は子どもと一緒に子どものペースで過ごす日、明日は子どもを信頼できる人に預けて大人の時間を過ごす日、などと分けて、ご家族にとって無理のないよう、楽しく過ごせる計画を立てることをオススメします^_^
また最近は少しずつ春らしい温かな日と季節が逆戻りしたような寒い日が繰り返される毎日ですね。それでも、小さな子は体温が高くて、走りまわると汗だくになって戻ってきたりします。
頭と心と体はつながっていて、たくさん体を動かすことが、心や頭への刺激になっています。また私達大人も子供も体を動かしながら、実は心や頭を動かしています。
お父さん、お母さんと過ごせるお休みは子どもたちにとっても、普段とは違うもの。大人のワクワク感は、子どもたちにも伝染するもの。子どもの気分が大人に伝染することもありますが、「何だかわからないけど、楽しみ」な感じを家中で感じられるとよいですよね^_^
まだまだGWは先ですが、旅行の準備と共に、是非「先行体験」の準備も一緒に始めてもらえると嬉しいです!

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