子育てやママの人生力アップのための情報をほぼ毎朝配信
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幼稚園入園したばかりの年少さんの4月、5月。
ママと離れられなくて泣く子どももとても多いですね。
それだけでなく、座っていられなかったり、集団行動ができなかったり・・・
しかし、そんな中でも
この先生のクラスの子どもたちは、泣く子も少なく、まとまっているけれど、
あの先生のクラスの子どもたちは、いつまでも泣いていたり、ウロウロしていてクラスが崩壊・・・
なんてことがありますよね。
これってどうしてそうなると思いますか
私は「講師」という仕事を長くしています。
ほんの少し関わったヤマハの仕事をいれると30年以上です
大人であっても子どもであっても、
クラスがうまくまとまる
生徒さんが熱心に課題をこなしてくる
レッスンをまじめに、熱心に受ける
ざわざわしない
態度が良い
集中している
能力が飛躍的にアップする
これらのことって、講師で決まることが多いのです。
講師の教え方、テクニック、準備ということもありますが、
そんなことよりももっともっと大事なことは、
講師のエネルギーなんです。
エネルギー
そう、エネルギーです
「この子たち、又騒ぐのでは」
と、子どもたちのことをそう思っていると、
見事に子どもはそうなります。
講師のイメージどおりになるのです。
手前味噌になりますが、
講師歴が長い中、私が教えるクラスの生徒さんは、みんな熱心に宿題をしてきます。
私が見学に行くクラスの子どもたちは、なぜかその日とてもまじめにレッスンを受けます。
言っておきますが、
私、怖い先生ではありません(笑)
大人の生徒さんに聞くと、
叱られるわけでもないし、強制されるわけでもないけれど、
なぜか、「ちゃんとしなきゃ」と思って、熱心に課題や自習をしてしまうと言うのです。
私は、生徒さんにちゃんと英語力をつけてほしいと思って毎回レッスンをします。
ここ、めちゃくちゃ本気です
英語力をつけてもらうには、課題をきちんとこなしてほしい、自習もいっぱいしてほしい、たくさん質問してほしいと思うわけです。
そして、私の生徒さんは、それらをちゃんとこなすだろうと思っているんです。
これ、昔から。
私のその「思い」が、生徒さんにエネルギーとして伝わるのでしょう。
意識的にこれをやっているわけではありませんが、こういうからくりだと思うのです。
これを、意識的に使うこともあります。
例えば、小さな子どもたちのレッスンで、やんちゃな男の子が多かったりする場合。
私は一人ひとりにテレパシーでお話するのです。
「みんな、よく聞いてよ。今日も私は全力でみんなにとってもとってもためになるレッスンをするからさ、きちんと座ってしっかり聞いて、すべて吸収して帰ってね。
みんなも心の奥ではそうしたいと思ってるでしょ。
楽しく学びたいって。
だから、そうしようね。
みんな、ちゃんと座れるよ。集中して、楽しんで、あっというまにレッスンが終わっちゃうよ。
みんな、大好きだからね」
教室に通うお母さま方にお話をする会で小さな子どもたちが付いてきた場合は、こんなお話。
「今からさ、先生はみんなのママたちに大切なお話をするからね。
みんなの大好きなママがおちついて先生のお話を聞けるようにちょっと協力してね。
先生のお話が終わるまで、なるべくじっと座って、静かにしておいてね。
みんな、絶対できるよ。
じっとお座りしてお口は『シー』だからね。できるよ、絶対にできるよ」
子どもたちの、眉間のところにある「第三の目」と言われているところを意識して、こんな内容をテレパシーで伝えます。
テレパシーって怪しい感じがしますが
これ、めちゃくちゃ効果あるんです
子どもたちは本当にこちらのきもちを見事に受け取ります。
「静かにできる」「集中できる」
というこちらの信頼を、受け取ってくれるんです。
静かにしているかなあ
今日も騒ぐんじゃないかなあ
なんて不安に思っていると、
子どもたちは私たちのその「不安」を受け取り、私たちの不安通りの行動をしてくれます
赤ちゃんを抱いて寝かせつけ、何がなんでもそのままベッドで寝てもらおうとすると、なかなかうまくいきません。
「今日は夕食つくらなくていいし、抱っこしててあげられる」
という状況の時に限って、なぜかいつもよりベッドですっと寝てくれてたりします。
そんな経験みなさんお持ちのはず
赤ちゃんも、「不安」を受け取っているのか、「安心」「信頼」を受け取っているのかで、こうなるのです。
講師と生徒さんという関係であっても、
親子という関係であっても、
この知恵を活かさない手はありませんね。
「また宿題しないんじゃないか」
「また騒ぐんじゃないか」
という思いから、
「この子はちゃんとできる」
に切り替えて、ちょっとテレパシーを使ってみてくださいね
大丈夫、大丈夫。
すべては大丈夫になっていくのです
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