実父といえど内部告発も辞しません | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

渋滞中の車内から思わず道行く男性に「ごちそうさまです!」と手を合わせた鹿吉です。

こんばんは!

 

先日渋滞にはまっておりました。

この時期、どこに行くにも渋滞は避けられず、しかも三連休の初日という渋滞しない方がおかしな状態のなか、ドライフルーツの購入を目的に車を走らせておりました。

 

人間観察が趣味と言い切れる私にとって渋滞は然程嫌な現象ではなく、むしろあちらこちらを観察できる好機と捉えますので意外と楽しむ時間のひとつともなっております。

 

この日ものろのろとしか進まない車列に従いながら、歩道を歩く人々を観察しておりました。

その中でひとり、明らかに筋トレ目的のウオーキングをしている若い男性がおられました。Tシャツにハーフパンツ姿のその男性の身体はどこを見ても垂涎ものでございまして、細マッチョ見本というものがあれば絶対に選ばれるタイプのボディでございました。

 

逆三角形の美しく縊れたウエスト、程よく鍛え上げられた肩、筋肉以外のものは一切許さないと宣言しているかのような薄い身体。がっしりとした脚運びに微塵のブレもない、いいウオーキングでございました。

 

きっと腹筋は六割れか八割れくらいはいってるだろうな、これで四つだとちょっとがっかりするかもな、と思う私の目の前で、なんと!

 

Tシャツの裾で汗を拭ったのでございます!!!!!

 

そりゃもう、見事な八割れの美しい腹筋を見せていただきまして!

 

ごちそうさまですッ!!!!!!!

 

と言わないではいられませんでした(笑)

 

さて本日は「上手いことを言った!」と母に褒められた話からひとつ。

 

巷の噂のひとつを聞きつけた母がその意外な内容に驚き、私に話してくれたことなのですが、母の話の趣旨は「日本人は気弱すぎる!声をあげてもいいんだよ」ということだったような気がいたします。

 

もちろん母の聞いた話の趣旨がそうだっただけで、おそらく母も私と同じところに驚いたかと存じます。

 

それはオーストラリアの話でございました。

 

昨今、地球温暖化で地球の悲鳴が災害となり、各国で実に恐ろしい自然災害が起こっております。その原因のほとんどが地球温暖化だと言われておりまして、本来なら100年単位で起こる事象が異常なスピードで起きてしまっているということにございます。

 

日本も例外ではなく、線状降水帯が頻繁に発生し、それが大型台風もびっくりな降水量で川が氾濫したりしております。この異常なまでの暑さも温暖化が原因でございます。

 

20年以上前から地球温暖化への懸念はございまして、先進国でCO2の削減に率先して協力体制を取ってきているように思いましたが、どうやらなかなか実を結ばないようにございます。

 

CO2削減のため、オーストラリアが一計を案じました。

それが

 

牛のゲップに税金を掛けよう!

 

というものでございました。

 

牛は胃を四つも持つ反芻動物にございます。

消化のしにくい繊維を反芻しながら消化するのでゲップをよくするそうにございます。

そのゲップにCO2が過分に含まれているので、そこへ税金を掛けてCO2削減しようという意味不明な政策でございました。

 

当然、この政策に酪農家たちはNO!と声を上げました。

第一、牛のゲップで如何ほどのCO2削減がなるでしょうか。そして牛のゲップを減らすことが果たしてできるのか、という疑問もございます。

 

これではただただ税金を搾り取られるだけだというのがおそらくは彼らの思いだったかと存じます。

 

結局、この政策は議会を通ることなくおさらばとなりましたが、政治家というのはとんでもないことを考えるものだ、とその案を言い出した政治家に腹が立ちまして、

 

「それならお前の屁にこそ税金を掛けろ!」

 

と思わず悪態を吐いてしまいました(笑)

 

それを聞いた母が爆笑してくださいまして、なんだか溜飲が下がった気分でございました。

 

牛のゲップに課税する前にすべきことがあるだろう、とオーストラリアの政治家に物申したい私は今日も元気に焼いていおります。

母が「オーソドックスなアップルパイが食べたい」と言い、あちこちのスーパーやパン屋を巡る

姿に切なさを感じまして、さくさくっと作ってみました。

 

とろとろアップルフィリングをパイ生地で包んであります。

実にオーソドックスな作り方でございますが、これを気に入ってくれるといいな、と思っております。

 

こちらは非売品でございます(笑)

 

こちらのアップルパイも無添加でございますが、鹿吉ケーキラボの他の焼菓子も無添加で焼き上げております。是非一度ご賞味くださいませ~

 

ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみに母から「屁税が施行されたらどうするの?」と聞かれました。

 

オーストラリアの酪農家たちのように反対の声を上げるのか、という意味でございます。

もちろん、私は力強く答えました。

 

「大賛成します!」

 

と。

母にとっては意外だったらしい私の返答に「なぜか」と疑問を呈してきましたので、そこはハッキリとお伝えいたしました。

 

我が家の父はケチ助でございます。

ちょっとしたものをケチってあとで大きなお金を失うタイプのケチ助でございます。

目先のお金が重要で、それ以外のお金に関しては無頓着なタイプでもございます。

 

それでもケチ助なのは間違いのないことでございまして、エアコンが効き過ぎて寒い、というので「温度を上げればいいじゃん」と言えば

 

「1℃温度を上げ下げするだけで電気代がかかるんだ!」

 

と怒られます。

 

ですからエアコン26℃設定にしたまま、自分が冬用のスウェットを引っ張り出してきて着るという暴挙に出ております(笑)

年齢的にも代謝が下がっているのか、寒いらしく、私が汗をかいている室内で布団に包まってブルブルしておりますので、ちょっと心配もしております。

 

そんなケチ助父。

常から「おならとゲップはいつでも出せる、自由自在だ」と豪語するほどには確かによく放屁しております。

我が家ではこれをガス爆発と称しておりますが、父のケツはよく爆発するのでございます。

 

もしも日本で屁税が認められれば、おそらくケチ助父のことですから、きっとガス爆発を控えるようになるかと思うのでございます。それはとても有難いことでございますので、是非是非お願いしたいところでございまして、そう母に伝えたのですが…

 

「でもそれって自己申告でしょ?」

 

確かに日に何度のガス爆発があるのかは自己申告かと存じます。

 

ですから

 

「大丈夫、私が数えて内部告発します!」

 

と宣言しておきました。

 

父のガス爆発を減らすことでCO2削減にどれほどの貢献ができるのか、さっぱりわかりませんが、そこは私の生活の快適さのためにも親を売ります!

 

この話を聞いていた父。

 

なにやらドヤ顔で反論してまいりました。

 

「お父さんの屁はメタンガスだから大丈夫!」

 

大丈夫!の意味不明~ッ!!!!!!!!

 

というか、メタンガスを密室内でまき散らすのは危険じゃあないですかね???????

 

って、メタンガス一択かいッ!!!!!!!!!

 

屁の成分は食べ物、飲み物によって変わりますが、おおよそが

 

酸素、水素、窒素、二酸化炭素

 

でございます……

 

メタンガスオンリーのガス爆発って、あまりにもリアル爆発物すぎます。

繊維質のものを多く摂取するとメタンが多量発生するとのことですが……さすがの父も牛並みに牧草を食べているわけでもないですし、そこは普通だと信じたいところではございます(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!