さすが私ッ! | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

気付けば気温が緩み、気付けば暦は3月で、気付けばあちらこちらの蕾が膨らみ、ついこの間まで「あけましておめでとうございます、寒いですね」ってコートの前をかき合わせながら言っていたのに…

 

もう春ッ?????!!!!!!

 

と不思議な焦燥感に襲われる鹿吉です。

こんばんは!

 

暖かいといってもまだコートは手放せませんが、室内で凍えるかもしれない、という恐怖に見舞われることはなくなりました(笑)

 

愛用のムートンブーツの仕舞う時期を現在悩んでおります。

 

さて本日はさすがは私の連想ゲーム脳!と思った話をひとつ。

 

春うらら。

桜の蕾が綻ぶには早いにしても、すでに梅は満開の美しさでございます。

その香(かぐわ)しい香りに誘われるようにして母と縁側でまったり日向ぼっこをしておりました。燦燦と優しく降り注ぐ陽があまりにも心地よく、常から脳をフル回転している母と私は珍しくぼーっとしながら骨を作る目的もあってほんのひととき、日向でまったりとしておりました。

 

正味8分程度でしょうか。

 

5分も陽に当たれば骨は作られる、という話でございますし、微妙なお年頃の熟女ふたりでございますから、日向ぼっこはある意味で医療行為にも当たると思っております(笑)

 

気持ちいいねぇ…と溜息とも吐息ともつかないものをデトックスがてらに吐き出しながら、暫くは無言でいたのでございますが、唐突に母がクイズを出してまいりました。

 

クイズの内容としては相変わらず腰を落ち着けて観ていない「ながら」テレビ番組の内容にございました。母はパタパタと忙しく動きながら寂しくないようにテレビを点けておく人でございますので、どうしても「ながら」視聴が多いようにございます。

 

それはタイの話でございました。

タイではアナコンダがよく出現するそうにございます。

確かにジャングルが深いですからいてもおかしくありません。タイのアナコンダは4m級のものだそうで、発見されたら絶対に捕獲しなくてはならない危険生物でもあるようにございました。

 

通報先は警察ではなく、軍だそうで、アナコンダ捕獲に出向くのも当然の如く軍人さんだとか。

陸海空とあるかと思いますが、陸軍になるんでしょうか?

そのあたりはよくわからないのですが、とにかく軍人さんが数名乗り込んできてアナコンダを捕まえるそうなのでございます。

 

母のクイズはそのアナコンダをどのように捕獲するか、というものにございました。

 

「それでね、タイのね、軍人さんが4mもある蛇をね、捕まえるんだけど、ほら、なんていったっけ、大きな蛇のこと、ほらほら、あの~」

 

大きな蛇、という単語からすでにアナコンダだろうと思っていた私が口にしようとした刹那、頭の上で電球がピコンと光り輝いたように頬を綻ばせると母が言いました。

 

「キングコング!!!」

 

うぉッ!!!!!

 

予想外に巨大な危険生物が来たッ!!!!!!!!

 

アナコンダだよね?と聞けば、それそれ!と答える母と日向ぼっこしながら私の察し能力もなかなか磨かれて来たな、と自画自賛してしまいました(笑)

 

ちなみに捕獲方法は「素手」でございます。

ひとりが尻尾を掴み、鎌首をもたげた蛇の頭をもうひとりが掴み、あとはしっかりとピンと伸ばして記念撮影をするそうにございます~(笑)

 

強い……ッ!!!

 

そのための訓練も欠かさないそうでございまして、タイの軍人さんも大変だな、と思いました。

 

どんな筋トレをすれば4m級の蛇の筋力に勝てるのだろう、と思う私は今日も元気に焼いております。

今月販売予定のスコーンのひとつ、紅茶とチョコチップにございます。

もう少し紅茶は茶葉を強く出したいと思っておりますので、まだまだ試作を頑張ります!!!

 

こちらはプレーンと違ってしっかりと味がございますので、クリームもジャムも要らないくらいの焼菓子になりました。焼きたては中はしっとり外はカリっとしておりまして、非常に美味しかったのですが、次の日にはやはりその良さはなくなります。

 

スコーンそのものに霧吹きで水分を含ませ、電子レンジで600w30秒を裏表で温めたあと、オーブントースターで表面をカリッと焼くように温めると美味しくなります。

ひと手間掛かってしまいますが、スコーンはやはり温かいものがベストですね!

 

販売開始されましたら、宜しくお願いいたします♪

すでにブログでスコーンが販売されると知った鹿吉ファンを公言して下さっている方から販売されたら買います!!!!という嬉しいメールもいただきました。

気合を入れて焼いてまいりますね!!!!!

 

ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみに「アナコンダ捕獲クイズ」を出した母。

素手で捕獲という常人では考えられない方法にいたく驚いた様子でございまして、だからこそそれをクイズにしたのだと思うのですが、私としてはそのあとの補足情報に腰を抜かすかと思いました。

 

「よく素手で捕まえると思わない?いくら訓練してても凄いわよね、しかもそれを早く袋とかに入れたりするんじゃあなくって、記念撮影したりする余裕もあるのよ???」

 

私の知っているアナコンダはアマゾンとかで見られるもので、5mを超えるものを指しておりました。さらに彼らの恐ろしさはその筋力にあり、巨体を思わせない素早い動作で動き、一度巻き付いたらその筋肉で全身の骨がバキボキになるくらいに締め上げるという、なんとも遭遇したくない攻撃方法を持つ危険生物にございました。

 

ですから記念撮影するだけの余裕が凄いな、と母の話を聞いていたのですが、まるでそれが至極当たり前の情報のように追加情報を被せてきたのでございます。

 

「それもね、ピュッてひと飛ばししただけで16人くらいが死んじゃうくらいの毒があるのよ?」

 

毒??????

タイのアナコンダには毒があるの????????

 

それだけの巨体と筋肉を持ち合わせていて、さらに猛毒までッ?????!!!!!!

 

怖ぇぇええぇぇぇええぇえッ!!!!!!!

 

それを生かしたまま、素手で捕獲して持って記念撮影……

タイの軍人、恐るべし!!!!!!

 

行ったことのないタイが更なる未知の国になった瞬間にございます。

 

微笑みの国タイ

 

私の中では危険生物闊歩の国に格上げされております(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございます。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!