久々に日光浴した気分の鹿吉です。
こんばんは!
毎日のように太陽は顔を出してはくれますが、なぜだかその勢いは緩く、気付けば雲のなか、という日々が続いておりまして、本当に久々に全身を日光消毒した気分になっております。
やっぱり気持ちが良いものでございます~
さて本日は生まれる時代を間違えたのかしら?と思ってしまった話をひとつ。
私が時代劇が好きで、サスペンスも大好物だということは鹿吉ブログを読み込んでくださっている方々にはすでに耳タコかもしれませんが、もう一度宣言いたします。
江戸時代ものが特に好きで、船越英一郎さまを神と崇めるほどにはサスペンスが大好物でございます!
父も似たようなものにございますので、一緒にいれば時代劇かサスペンスを観ております(笑)
先日も「またサスペンス???」と母から言われ、食事タイムのサスペンスは自主規制することにいたしました。
そんな母は歴史ものが大好きにございます。
大河ドラマをはじめとする歴史的事実に即したドラマや、歴史的事実を掘り起こすようなドキュメンタリーやクイズ番組なども好きなようにございます。
私も決して嫌いではございませんので、一緒に楽しく観ております。
だから感覚がちょっぴりおかしくなっていたのかもしれません。
母が先日観ていたらしい番組のひとつが三国志の時代に関してでございまして、突然母からクイズが飛び出してまいりました。
母はよくクイズを出してくれるのでございます。
それも脈絡もなく唐突に。
ですから思想を追って答えを導き出すことは難しく、母の出すクイズはわりと真剣に考え込むことばかりにございます。
このときも本当に脈絡なく唐突に
「三国志の時代も人口減少してたんだって!なんでだと思う?」
というクイズでございました。
日本の総人口が20万にも満たなかった時代に激しいドンパチの戦争で「あちらが10万ならこちらは20万だ!」と兵士を投入していたくらいですから、当然人口は減るでしょう。
そう考えた私がそれを伝えれば、母はひとつ頷いて
「そう、確かにそれも要因かもしれないけどね、もともとの出生率が低かったんですって」
なるほど、その出生率の低さの理由がどこにあるのか、ってことね!
「それはね、男性同士の行為が流行ったからなんですって!」
人生のほとんどを戦場で過ごす羽目になる戦国時代。
遠征遠征でほとんど家に戻らなければ、昂った気を静めるのは背中を預けられる戦友だけ、となればその状況も致し方なし、といったところでございましょうか。
それでは出生率が下がるのも納得の理由にございます。
「でもそんな昔からあったのかしらね、そういうことって」
母のこの素朴な疑問を受け、私はすぐに応えました。
「そりゃ、陰間とか陰間買いとかって言葉が江戸時代にすでにあったくらいなんだから、あったんじゃあない?」
「………」
珍しく私の言葉に無言を返してきた母。
どうしたのかと訝しむ私。
そして母がぽつりと零しました。
「え?なにそれ、かげま?」
「うん、陰間」
「さすがのお母さんも、それ、知らないわ…」
歴史もの大好き博識マダムでも知らないか~ッ!!!
私、いつの時代の子???????
陰間とは男色専門の男娼のことで、とくに13歳から20歳までの美少年に限定して呼ばれていたとかいないとか。吉原のような公認の場所があるわけではなく、陰間茶屋と呼ばれる居酒屋や茶屋などで働いていたとされております。
江戸中期にはすでにその存在はあったようで、私の読む読み物にもちらほらと出てくるものですから、ふと口にしてしまったのでございますが……
まさか母の知らないワードを知っていたとは……
それがちょっと淫靡なワードだけに喜んでいいのか、恥ずかしがるべきなのか、悩むところにございます(笑)
サスペンスドラマで明らかに絞殺のあとが残る首なのに「扼殺(やくさつ)か」と呟く刑事にちょっとだけイラっとする私は今日も元気に焼いております。
ケーク・オ・フリュイにございます。
香り高いブランデーに漬け込んだドライフルーツと、香ばしく焼き上げたナッツを生地に練り込んだパウンドケーキにございまして、生地そのものにカスタードクリームを使用しておりますので、実に芳醇ないい香りが立ち昇る焼菓子にございます。
高級感溢れるお菓子で、紅茶でも珈琲でも相性はいいのですが、個人的には渋い緑茶が合う気がいたします。
もちろん無添加にございます。
是非一度ご賞味くださいませ~
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ちなみに扼殺のことに触れましたが、サスペンスファン的にその差は一目瞭然のもので、当然に皆様が知っていると思って書いておりますが、もしかしてサスペンスにあまり興味のない方もいるかと思い至り、ちょっとした蘊蓄をしたいと思います~
扼殺も絞殺のひとつなのでございますが、絞殺が紐などの道具を使って首を絞める行為であるのに対し、扼殺は道具を使用せず手で絞めることを指します。
ですから首に残る跡がまったく違うわけでございます。
紐などで絞めれば力が均一にかかりますので線状に跡が残りますが、手で絞めた場合は指のあとが強く残ります。
私が観たドラマではしっかりと首にネクタイのようなもので絞められたらしい跡が残っていたにもかかわらず「扼殺だな」と刑事が断定したのを聞いて、
脚本家のミス?
それともへっぽこ刑事専用セリフ?????
と首を傾げてしまいました。
細い紐なのか、タオルのようなものを使ったのか、その差すらわかるように最近のサスペンスドラマはかなり厳密に跡を残すようにメイクをしておりますので、非常に刑事のセリフに違和感を覚えました。
こういうところでふと現実に引き戻されてしまい、ドラマそのものを楽しめなくなることがございますので、細かいところが気になる自分の性格にため息を吐きたくなります……
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
またいらしてください~♪
お待ちしております!!!