寝込んで4日、さすがに動かなくては…と動き始めた鹿吉です。
こんばんは!
熱は下がりました。
全身を蝕むような鈍痛とだるさもなくなりました。
脳に直接畳針を撃ち込まれる様な頭痛も消えました。
それだけでも天国のようにございます。
けれども…起き上がってみると……
情け容赦なく襲い掛かってくる眩暈、動機息切れ、吐き気に腹痛。
二度と立ち上がれないのではないか?と数歩、歩いては倒れるという情けなさ……
動かなければ普通なんです。
それに騙されて「私、やれる!」と自信過剰にも動き出すと倒れる、ということを繰り返しながら、現在必死に動いております。
休みながらであればなんとか動けますので、少し動いては休み、休んでは動き、を繰り返して現在休みがてらパソコンの前に座っている次第にございます(笑)
食欲もなく、食べたいものも思い浮かばない状況下。
ここ数日、ほぼほぼフルーツと水分だけで生き抜いた感じでございまして、おかげさまで気になっていたお腹周りの浮き輪が消えかけております!
これは不幸中の幸い、とでもいうのでしょうか?
どんなときでも、どのような状況でもプラス面を見つめる私にございます~
さて本日はこんな私が買い物に出掛けたら…という話をひとつ。
さすがに4日間も寝込めば食べるものもなくなります。
動きたくないこと、そしてあっさりさっぱりとしたものなら口に運んでも吐き気を伴わずになんとか嚥下できる状態であることもあってフルーツだけを食べておりました。
たまたま寝込む前に買い込んでいたものがあったので食い繋げましたが、それも限界が来ました。
栄養価が高くて手間のかからない果物を…とバナナを求めて近所のスーパーへとフラフラしながら向かいました。以前にもブログに書きました、とても優秀なスタッフさんのいらっしゃる、いつものスーパーにございます。
(参考記事はこちら「ちょっとは一瞥してください…」)
フルーツ売り場を物色している間も大波小波でやってくる吐き気&眩暈と戦いながら、そして何度か苦杯を嘗めさせられながら、カゴのなかに必要なものを詰め込みました。
あまりのしんどさにみっともないと思いつつ、しゃがみ込むこと数度。
やっとの思いでいつものセルフレジへと到達いたしました。
あとはさっさとバーコードを読み込ませて支払して帰れば、横になれる!そして少し休めばまた動ける!と微かに残っているだろう体力を絞り出すようにしてポイントカードをリーダーに読み取らせた直後、私の最後の力も尽き果てて、その場に頽れました……
吐き気は我慢できても、眩暈と息切れ動悸にはどうにも勝ち目がございません。
ハァハァと荒い息を整える努力すら放棄して、胸を抑えた私はレジの前で座り込んでしまいました。どうしよう、早くレジを操作して会計しなくちゃ、迷惑を掛けちゃう…ッ!と逸る心はあれども身体が動かず……
すると先日のスタッフさんとはまた違う人だったのですが、慌てた様子でスタッフさんが飛んできて
「ずっと心配で見ていたんです!大丈夫ですか???」
と声を掛けてくれました。
泣きそうになりました。
まさに天からの救い、神の声かと思いました…!(大袈裟すぎ?)
彼女は動けない私の頭上で「私がやりますね~」とさっさと商品を読み取ってくれ、慣れた様子で袋に詰めて、会計まで恙なく終わらせてくれたのでございます。
「貧血ですか?本当に心配なので、あそこに椅子があるので休んでから帰ってくださいね!気を付けてくださいね!!!」
優しく椅子のある場所まで教えてくれて、本当に助かりました。
それにしても前回も今回も、本当に素早い対応で感心を通り越して感動すらしてしまいます。
チェーン店のスーパーですが、同じ系列の他店のスタッフさんにこれほどの感動を覚えたことはない(むしろ「あれ?私、お客様だよね?」と思うことはあり)ので、きっとこの店舗の教育が素晴らしいのか、人を雇う際の人事の見る目が確かなのか、そこにも感動しております。
今度は元気いっぱいで買い物に来ます!と決意しながら、心からのお礼を伝えた私はヘロヘロながらも焼いております。
アメリカンクッキーにございます。
さっくり軽めの食感にしっかりバター風味が美味しい焼菓子となります。
紅茶、珈琲、緑茶、どのお茶との相性も抜群ですので、宜しければ皆様のティタイムのお皿にのせていただけると嬉しいです!
もちろん無添加にございます。
ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~
ちなみに人の優しさを受けて驚くほど心がポカポカとしまして・・・
#10月に思うこと、として人の優しさには物理的な温かさがあった、ということですかね。
本当に急激に肌寒くなりました。
毛布1枚では足らずに、薄めとダブルを1枚ずつ足して包まるようにして寝ておりますが、それでも夜中にブルリと身体を震わせて起きることもあるくらいにございます。
今回の買い出しも着飾る体力もあるわけなく、その辺りにあったジーンズとTシャツを着て行きましたが、また発熱でもしたのかと懸念するくらいには寒気が襲ってまいりました。
ま、確かに動くと熱が上がって、しかもあまり食べてないので寒いのは間違いないのですけども。
そんなときに施された優しさは身体全体を包むかの如く、私を温めてくれました。
本当に温かったのでございます。
貼るホッカイロを全身隈なく貼ってもらったような、ちゃんとした物理的温度がありました。
犬を見たとき、私は大抵「可愛い~」と思います。
そしてそれを口にしなくても、その想いはちゃんと犬に通じるのか、尻尾を振り振りしながら寄ってきてくれる子がほとんどでございます。
犬って敏感にわかるんだな~と思っておりましたが、違います。
人の想いは物理的温度を持って相手に通じるものなのだと、実感いたしました。
温かな気持ちを持って接すればほんわかとした優しい温度を、
意地悪な気持ちを持って接すれば痛いような冷たい温度を、
嫌だと思って接すれば身の内から湧き出るようなゾクゾクとする温度を、
相手に伝えてしまうんだ、と理解することができました。
母は昔からそのことを私に伝えてくれておりました。
言葉は通じなくても伝えたいことは通じるんだ、といつもいつも教えてくれておりました。
ですから海外へ行っても母は言葉に困りません。
なぜかわからないのですが、相手は母国語、母は日本語を話しているのに通じ合って最終的にはこちらの意図がしっかりと伝わることが多いのでございます。
それを単純に
母の圧、スゲー……
と思っておりましたことを反省したいと思います!
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
またいらしてください~♪
お待ちしております!!!