おろしマシーンとな? | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

暑さが緩んだとはいえ、連日の30℃越えの毎日にちょっと体調を崩しがちな鹿吉です。

こんばんは!

 

私はアレルギー体質にございます。

食べられないものも、身体が受け付けない化合物も、どうしても蕁麻疹が出てしまう物質もございます。意外とメジャーでないものに反応する身体でございますから日常生活にピリピリすることがないのが有難いことですが、それでも気を付けないといけません。

 

とくに免疫低下の可能性の高い季節の変わり目は危険な時期になります。

薬にもアレルギー反応を示すことがございますので、安易に薬を飲むわけにもいきません。

そういう体質のため、外出した際には神経質なほどに気を遣います。消毒はもちろん、帰宅してからも部屋着に着替えるまでが大忙しにございます。徹底した消毒を敢行しなくてはならないからにございます。

 

そのおかげさまもあり、現在風邪ひとつひくことなく過ごしております。

少しでも怪しいな!と思えばすぐに対応に入ります。大抵は喉の小さな違和感や痛みから気付くことが多いので、それを感知するとすぐにうがい薬で喉を殺菌消毒します。

私はヨード系がアレルギーなので、それ以外のものを使用します。

 

それがこちらでございます。

 

歯科医も勧めるうがい薬でございまして、歯肉炎用なのですが口腔内の消毒にも使用できますので重宝しております。

 

家にいればすぐに対応ができるけれども、外出中は…というときはこちら!

 

コロナウイルスもこれで一発撃退!という謳い文句に誘われるようにして購入したこちらの浅田飴にございますが、確かに「ちょっと怪しい???」と思ったときにひと舐めするだけで効果抜群な気がいたします。すぐに喉の違和感くらいはなくなります。

 

さらに小さな縦型のパッケージになっているので持ち運びが容易という利点もございます。

 

消毒効果が如何ほどかはわかりませんが、少なくともこの飴ちゃんと出会ってからは人混みを出歩いても安心な気がしております。

 

このご時世、自分の身体は自分で守らなくてはならない世の中になりつつあります。

そして自分の身体を守れば、一緒に住む家族も守れます。

ひとつの自衛が皆の健康に繋がると信じて、私は今日も神経質に頑張ります~♪

 

さて本日は聞き耳を立てていて思わぬ流れ弾を喰らった話をひとつ。

 

先日、天麩羅屋さんに行きました。

百貨店内にある天麩羅屋さんで「天一銀座」さんにございます。

お店前に置かれたメニューを見てその金額に目を丸くして他のお店に向かうお客様が多いのでございますが、実はとてもリーズナブルなメニューが店内に入るとあるのでございます。

 

天つゆ、大根おろしがおかわり自由の天一さんはカウンター席とテーブル席がございます。

私たち家族はいつもテーブル席を選択しております。

 

先付から始まり、天麩羅は海老2本、魚1つ、野菜3つに最後の締めでかき揚げが出てきて、さらにご飯と香の物にしじみのお味噌汁がございます。

ご飯ものはかき揚げで天茶漬けにすることも出来ます。

天つゆだけでなく、藻塩にレモン、さらにはカレー塩もあったりして、様々な味わいで楽しめるのも魅力の一つにございます。

 

(見えませんが先付はあっさりとした出汁で炊いた茸で、柚子風味でした)
(オクラ、小玉葱、鯛の天麩羅)
 
そこで天麩羅をホクホクと食べていたときにカウンター席に座っていたご夫婦の会話に聞き耳を立てていたのでございます。

 

どうやらここの天麩羅が食べたくて遠方から来たらしいご夫婦はすでに子育て世代を卒業された熟年夫婦のようにございました。子供がいた頃は喜ぶかと思っていろんな材料を天麩羅にしたものだけども、ふたりだけになれば揚げる気にもならない、と奥様が仰いました。

だからこうしてプロの揚げる天麩羅を楽しみにくるんだ、と旦那様も仰いました。

 

そして奥様が天麩羅を一口召し上がってから

 

「大根おろし、美味しいわぁ~家だと作らないもの、大根おろし」

 

と仰ったのでございます。

 

確かに大根おろしは大変にございます。

かなりの量をすったつもりでも水気を抜けばちんまりとして「え?これだけ???」と思うことしばしばにございます。

 

そして大根おろしはゆっくりとすりおろさないといけないので、余計に疲れる作業でもあるのでございます。素早くすると大根おろしは美味しくありません。ゆっくりと回すようにすっていくことで辛味と甘味がバランスのいい美味しいおろしになるのでございます。

 

大根をおろすのは私の役目にございます。

なかなか力加減が難しいのですが、柔らかく柔らかく時間を掛けておろしております。

 

いつも大抵は2/3本ほどの大根をおろします。

それでも足りない時がございますので、大根おろしというのは恐ろしいものにございます。

 

カウンター席のお客さんの「大根おろし作らない」発言を耳にした私は「うちはよく食べるよね~」と母に言いました。

 

とくに夏場の暑さが辛いときほど食欲減退を防ぐために食べております。

 

すると母がにっこりとマダム笑顔を浮かべて言いました。

 

「うちには立派な腕のおろしマシーンがいるから、本当によく食べるわよね〜」

 

そうそう!

我が家には美味しいおろしが作れる立派な腕のマシーンがおりますからよく食べます!!!

 

………って私のことかいッ!!!!!!

 

「マシーンってところがオシャレでしょ?」と衝撃に無言になった私に自慢をする母でございますが、どこにオシャレ感を求めているのか、理解不能にございます……

 

大根おろし作らない話からとんだ流れ弾に被弾して少し逞しい腕からの卒業を考えなくてはならないかしら?と思う私は今日も元気に焼いております。

鹿吉のサブレは9月から10月末までこちらのハロウィン仕様となります。

可愛らしいお化けたちがおやつにちょっとした彩りを添えてくれるのではないでしょうか?

個包装になっておりまして、お配りするにもちょうどいいというお言葉もいただいております。

 

可愛くて食べるのが勿体ないという方もおられますが、湿気てしまう前に是非とも召し上がってくださいませ~

 

もちろん無添加にございます。

キャラメルクリームサンドサブレとサブレ・オ・ジャポネーゼはこちらのハロウィン仕様にはなりませんのでご注意ください。

 

ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみに私の役目はいくつかございますが、その役目のうちいくつかはお役御免になっております。そのひとつが大根おろしを搾ること。

 

私はキュッと搾った大根おろしが好きなので、しっかりと搾ります。

 

それこそ大根おろしに掛けたポン酢がみるみるうちに大根おろしに染み込んで吸収されてしまうくらいには搾ります。けれども母はそれが好きではないようで、いつも搾らないように言われるのでございます。

 

今ではほんの僅か、軽く水気を切るだけにしているのでございますが、

 

「それ以上やめて!!!!!カスカスの大根おろしになっちゃう!!!!!」

 

と私の横で悲鳴を上げられます……

 

いくら私が万力の持ち主だとしても軽く両手に持っただけの大根おろしが

 

カスカスになるほど搾れるかいッ!!!!!!!

 

と訴えたい気分にございます。

 

そんな私の腕を先日、母が愛おしそうに触れながら

 

「逞しくて安心するわ~」

 

と零しておりましたので、母の安心材料の一つになるならこのままより立派な腕へと育ててもいいのかな、と思わなくもない私にございます(笑)

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!