田舎育ち、都会へ行く2 | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

ちょっと涼しい…と思った昨夜。

気温を確認すれば29℃。

 

小学生のときの真夏の真昼の気温やん~ッ???????

 

とひとりで仰け反りながらツッコんでいた鹿吉です。

こんばんは!

 

「今日は30℃越えるんだって!死んじゃうよね~」

 

と小学生の夏休み、久々に友人たちと会って話せば、第一声がこのような感じでございました(笑)

なかなかに渋い小学生でございます。

 

それがいつの間にか40℃を越える日々が来ないことを戦々恐々と祈るような日本となり、とっぷりと陽が暮れて天に月を戴く時間になった夜にやっと30℃を下回る状況で、

 

涼しいや~ん♪

 

と思うようになるなんて……

 

地球温暖化の進行速度と人間の順応性に驚きます!

 

地球温暖化に関しては随分と昔から言われておりました。それこそ私の物心がついたときには「地球にやさしく、地球を汚さない、人の住めない星になってしまう」という脅し文句とともに地球温暖化対策を謳う政府が各国にございました。

 

けれども実感を伴うことはありませんでした。

 

去年の夏も暑かったですが、今年ほど地球温暖化を意識したときはないように思います。

わかってはいても理解はしていなかった温暖化が痛みと恐怖を道連れに急激に襲い掛かってきたような気になっております。

 

暑さを生き抜いたあとの寒さが今は少しだけ怖い私にございます。

 

さて本日は昨日、宣言しました通り、名古屋旅の続きを書きたいと思います。

と言っても長居したわけではないので、あまり大したことはしておりませんが、田舎育ちが圧倒されながらも都会の空気を少しだけ満喫できたことは間違いありません!

 

ずっと行ってみたかったカフェがございました。

それがこちらにございます。

 

名古屋ミッドランドスクエアの2F隅にございます、イタリアのカフェレストラン「ビチェリン」にございます~

店内奥に珍しくも喫煙席がございまして、私は煙草の煙にアレルギーがございますので、一番遠い店外に設置されている席へと座ることにいたしました。
 
所用を済ませ、疲れていたことから甘いものを所望いたしましてケーキセットを注文。
千切ったようなスポンジを重ね合わせたショートケーキと紅茶にしました。
 
ビチェリンは門外不出のレシピで作られたホットチョコレートが名物のカフェにございます。
是非ともビチェリンを飲んでみたかったのですが、あまりの外気の暑さにチョコレート気分ではなく、むしろあっさりとゴクゴクいきたい気分でございましたので、ビチェリンは未来の楽しみに取っておこうと思っております(笑)
 
こちらがその門外不出のホットチョコレート「ビチェリン」
 
イタリア初代首相カブール、哲学者ニーチェが愛し、『三銃士』『モンテクリスト伯』の著者アレクサンドル・デュマ・ペールが賞賛しました。また文豪ヘミングウェイにより『世界で残すべき100の物』の一つに選ばれたとも言われております。
創業より、255年間門外不出であった『Bicerin』のレシピが、日本に初上陸致しました。
(HPより抜粋)
 
という歴史あるドリンクだそうにございます。
冬の寒い時期なら如何ほどに美味しいだろう…と妄想してしまいます。
 
ティタイムでまったりしたあとはパン屋へ向かいました。
もっちりかっちりのハード系のパンが好きな私がどうしても行きたいパン屋が同じミッドランドスクエアの地下にあるのでございます。
 
それがこちら「ベーカリー&レストラン沢村」さんでございます~
シンプルながらもがっつりのパンも多く焼いているこちらのパン屋さんのラインナップはまさに私のドストライクゾーンでございます!
 
オシャレ満載な惣菜系のパンもたくさんでございますが
(惣菜系なんて言っていいのかしら?)
私好みのハード系シンプルも目移りするほどにございます♪
どれを買おうか、散々に悩んで3個ほど購入しました。チーズ系とコーン系となによりも大好物チャバタにいたしました。チーズ系のものは中にたっぷりのモッツァレラチーズを抱き込んだパンで、その表面にもたっぷりのチーズがかけてあり、こんがりカリカリと焼かれておりました。コーンのパンは少し塩味のあるもっちりタイプのパンの中にトウモロコシ一本全部使ったの?というくらいにコーンたっぷりに焼き上げたパンでございました。
チャバタは私の理想の食感と味わいで、しっかりと小麦の良さを感じることのできるものでございまして、どれもが美味しく、とても満足いたしました!
 
念願の味噌煮込みもいただき、行ってみたかったカフェにも行け、さらには大好きなパンまで購入した私はご機嫌で駅へと向かったのでございますが…
 
その途中で見つけてしまったのでございます。
なによりも愛してやまない、あの愛しのお店を……ッ!!!!!
 
それがこちら!
皆様、ご存じSUBWAYさんでございます~
 
私、好きなんですよね~
以前はあちらこちらで見かけることのあったSUBWAYさん。
随分と昔のハワイ旅行でおやつ代わりに食べようとして注文したサンドイッチが夕食が食べられなくなるくらいに巨大だったにもかかわらず、あまりの美味しさにペロリンコと完食をしてしまい、両親から叱られて以来、ずっと好きだったSUBWAYさん。
 
気付けば各店舗が撤退されてしまい、私の狭い行動範囲内からなくなってしまって久しいSUBWAYさん。
 
まさかこんなところで感動の再会を果たすとは!!!とひとり興奮してお店へと突撃してしまいました(笑)
散々悩んだ挙句、チキンサラダのバジルソース、野菜マシマシ、チーズトッピング、ピクルスとオリーブもマシマシでパンはセサミかつトーストをお願いしました~
わぁ~
今見ても美味しそう~♪
 
草イーター的にはもっと野菜マシマシでいいのですが、この世知辛いご時世に「もっと入れて」と頼むのも気が引けて、これを握り締めてニコニコで帰宅いたしました。
 
本当に久々に食べながら「近くにあるときにもっと通っておけばよかった…」と小さな後悔をしてしまうほど美味しく懐かしい味にございました。
 
ご馳走様です!!!
 
なんかちょっとグルメブログっぽいじゃん?と思う私は今日も元気に焼いております。
フランス伝統的な焼き方をしたスパイスを一切使用していないアップルパイ「タルト・オ・ポンム」にございます。こちらはリンゴひとつを丸ごと使用したパイになっております。
リンゴの実はもちろんのこと、皮も煮出して香り付けに使用しておりますので、一口召し上がればカラメリゼされた表面の香ばしさとともに口いっぱいにリンゴの風味が広がります。
さっくりとした甘みのないパイがリンゴそのものの味わいをさらに引き立てております。
 
秋の味覚が美味しい時期になってまいりました。
このチャンスに是非一度ご賞味くださいませ~
 
もちろん無添加にございます。
ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~
 
ちなみに私がSUBWAYさんで何を注文しようかひたすら迷っていたときに、
 
あれ、それ、会話になってます???
行間読む能力半端なく必要じゃあないです???
 
と思う出来事がございました。
 
SUBWAYさんの向かいのお店は和菓子屋さんでございました。
名古屋名物ういろうを全面的に押し出したお店でございます。
 
どうやら年配のご夫婦がお土産を選んでいた様子にございまして、購入するものが決まり、店員さんが商品を手に取りながら賞味期限を確認しているところにございました。
 
定番の
 

「賞味期限はこちらになりますが、よろしかったでしょうか?」

 

という店員さんの問いかけに奥様のほうが陳列している商品に目を向けたまま賞味期限を確認することなく言い放ちました。

「大丈夫だら?甘党だで!」

「………ではお包みいたします」

 

以上の会話を妄想族が説明させていただきます。

 

どなたにお土産として差し上げるのか、わかりませんが差し上げる方は甘いものが大好物。

渡せばすぐに食べてしまうだろうから、賞味期限なんてあってないようなもの。

賞味期限が本日中でなければまったく問題ないことだから

 

「大丈夫だら」

 

という一言に要約されるのでございましょう。おそらく。

 

本を読む際に行間を読みすぎて書いてないことまで妄想する私ですが、さすがにこの会話の行間を読むのは至難の業ではないか、と店員さんに同情を禁じ得ませんでした(笑)

 

この会話に気を取られ過ぎて「どうされますか?」とSUBWAYの店員さんに声を掛けられるまで何を注文しようと悩んでいたことをすっかり忘れていた私にございます(笑)

 

不審人物かッ?!

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!