そりゃあ、どっちも芋でしょ? by母 | 鹿吉の徒然なるままに by Shicayoshi Cake Lab.

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ひとつひとつを丁寧に、食べてくださる方を想って焼き上げる、を信念に掲げた焼き菓子屋の徒然なる日々を綴っております。

梅雨明け宣言はまだなのにすでに夏本番の「天候は酷暑です」の表示に外に出るのが怖い鹿吉です。

こんばんは!

 

本当にこの暑さの中、歩いているスーツ姿の営業さんや作業をしている職人さんを見ると思わず手を合わせてしまいます。ちゃんと水分を摂って、休憩もして、毎日無事に帰宅できますように、と祈らないではいられません。

 

ご家族の方もどれほど心配して帰宅を待っているかと思うと、胸が詰まる想いにございます。

 

さて本日は頑張る皆様へ、思わず脱力しちゃうよね、という会話をひとつ。

 

先日イギリスとアメリカそれぞれの大学で落とした食べ物はどのくらいの時間で拾えば安全に食べられるか、という実験を行った結果を載せたブログを書きました。

(参照記事はこちらら「検証!3秒ルール!!!」)

 

この話題を母と話していて、何故か3秒安全神話の話から食べ物の話へとズレていきました。

 

アメリカの食べ物はやはりハンバーガーがメインなのか、など所謂ご当地メニュー的な話題へと変換していったのでございます。

 

そしてイギリスの超絶有名ご当地メニューはなんだ、という流れで、母が得意げに言いました。

 

「ほらほら、イギリスと言えばポテトアンドチップスじゃない!」

 

「うん、フィッシュアンドチップスね」

ポテトアンドチップスってポテトの調理法はどうなってるの?

チップスってなんのチップスになるの?

炭水化物アンド炭水化物でダイエット的には天敵並みに危険な食べ物じゃあないの?

 

ツッコミたいことは様々あれど、暑さのあまり、その元気もなく、ただただ訂正をしただけの私。

 

「え、なに?」

 

私の訂正「フィッシュアンドチップス」が聞こえなかったのか、再度聞き直す母にもう一度同じことを伝えれば、母は一頻り楽し気に笑った後、言い放ちました。

 

「私、なんて言ってた???」

 

暑さにまいって元気のない私でも母のこの一言には昭和的ズッコケ「ズコーーーーーッ!」を披露しないではいられませんでした(笑)

 

どうやら脳内では「フィッシュアンドチップス」と言っていたのに、口からするりと出てきたのが「ポテトアンドチップス」だったのだろうか、と無意味な納得をした私は今日も元気に焼いております。

夏でも美味しい鹿吉のシュトーレンは夏用にスパイスを配合して、爽やかながら刺激的な焼菓子として焼き上げております。

しっかりと冷やして召し上がっていただければ、夏のお菓子としても相性がよく、アイスコーヒー片手にいくらでも食べてしまう一品にございます。

 

すべてが無添加でございます。

天然酵母を使用しておりますので、イースト独特の香りもなく、小麦そのものの味わいとブランデー漬けされたドライフルーツの芳醇な香りが楽しめます。

 

是非一度ご賞味くださいませ~

 

ご興味を持っていただけた方はどうぞこちらへポチっとな、宜しくお願いいたします~

 

ちなみに母に

 

「ポテトアンドチップスのチップスは何をチップスしたものを想定してたの?」

 

と興味本位から聞いてしまいました。

 

イギリスのフィッシュアンドチップスはタラとポテトのフライがざっくりと詰め込まれたものでございまして、随分と前にイギリスに行ったときにどうしても食べたかったのですが、なかなかお目に掛かるときがないままに過ごしてしまい、実は一度も食べたことがないのでございます。

 

日本にあるイングリッシュパブで提供されているらしいのですが、まったくの下戸である私はパブにも行きませんので、結局味を知らないまま。

 

いつかは食べたい食べ物のひとつに「フィッシュアンドチップス」は鎮座しております。

 

けれども母からの返答で私のいつかは食べてみたい食べ物のなかに「ポテトアンドチップス」が追加されました。

 

私からの素朴な疑問に母は考える余地もない、と言わんばかりに即答しました。

 

「そりゃあ、どっちも芋でしょ?」

 

なにを当たり前のことを聞くのよ?とでも言いたい様子の口調に思わず叫びそうになりました。

 

それならカルビーさんとか湖池屋さんとかで、すでに発売されとる~ッ!!!!!!

 

それともやはりポテトの部分は焼きとか蒸しとかの調理法になっていて、チップスが揚げた芋って意味だったりするのでしょうか……

もしくは芋の種類が違う???

 

新たな疑問が沸いて出ましたが、それ以上の質問は控えることにした私にございます…

 

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

またいらしてください~♪

お待ちしております!!!