青森入りして1日目宿泊の浅虫温泉から、青森駅乗り換えで弘前へ移動。
あおもり犬2号に会いに。
それは嘘ではないのだけど、ほぼ初めての青森だったので最低2都市は周遊したかったのだ。
去年の山形県も、山形と酒田では文化も特産品も違っていたので、青森もきっと違うはずと。。
ローカル線での移動。車窓に見える稲藁の積み方が面白い。なだらかな裾野は岩木山かな。
弘前駅到着〜主張の激しいりんご・笑
ねぶたも、弘前のはしっとりおだやか…らしいです。(見比べてないので、これさまだ未確認)
駅の建物からみたら、広場にヒロサキ🍏の文字!
宿泊が東横インだったので、まずは荷物預けてすぐ路線バスに乗って移動〜
行き先は、このたび2件目の美術館。
弘前れんが倉庫美術館。
ここに、あおもり犬とともに会いたかった、もう1匹がいるのです。
奈良美智の作品。あおもり犬って名前ではないのどけど、私は勝手にこの旅のあおもり犬2号と呼ぶ…
グッディも、ご挨拶。
お尻の*隠しております・笑
この美術館のオーブンは2020年。
オープンのきっかけとなったのが、弘前出身の奈良美智がこの場所で展覧会を開いたこと。
↑作業している姿が若い…20年くらい経ってる?
というわけで、美術館へ。
コレクション展と企画展があって、まずは企画展のエリアからだけど、先にコレクション展の紹介。
なんといっても、奈良美智の特別な空間があるのです。
かなり大きい造形作品。
そして、展示室の中のこの建物。
奈良美智が高校生の頃入り浸っていたお店を再現したものー。
中にも入れて、テーブルの上に説明が。
奈良美智の青春カムバーックの建物は、去年から今年にかけての展覧会で制作されてそのまま展示されてます。
バーカウンターも再現。黒電話なつかしー。
トイレの手前のボブディランのポスター。
ひっそりと、作品。
キッと睨んでるよー。
色紙は細野晴臣の名前が見える。
若かった奈良美智の当時の絵、荒削りだけどやっぱりうまいねー。
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訪ねた時「どうやってこの世界に生まれてきたの?」という企画展初日でした。
私が帰る頃初日のレセプションが始まって報道陣がどんどん集まってました。
現代アート所蔵で有名な田口アートコレクション美術館の展示でした。
映像の作品が続く。とても綺麗な映像でした。
キラキラモールをのれんみたいにかき分けると…
またもや映像作品。
中国とかにこういう問屋街あるよね。
強烈な背景とお姉さんの日常。
同じく。
ついつい、見入ってしまう。。
中南米っぽい景色、どこにでもある街なかの風景だけど…
これ、すごく好き。ずーっと見ちゃったよ。
そして…きた!ここにも鴻池朋子さんのオオカミ!
前の日、青森県立美術館の企画展でさんざん見ていた鴻池朋子作品に、再会。
そして、嬉しかった再会はこれ!!
ブラジル人のオスジェメオス!!東京のブラジル大使館や渋谷の街中にグラフィティ作品があったのよ。
もう20年くらい前??すごく好きだったのを思い出した!
弘前の、こんな空間で…。
世界の終わりではないって。これもアート作品。
現代アートは分からないもの多いけど、楽しい企画展でした。
展示の一部には弘前れんが倉庫美術館のコレクションも。
その2
その3
2階にはワークショップなどができそうな空間。
これも、アート作品。鳥が耳元ツンツンしてるよ…
奈良美智が若い頃の蔵書も手に取れるようになってた。
休憩もできます。
窓からの眺めが気持ちいい。
スペースの一角に、この建物の由来が説明それています。日本酒の工場として建てられたらしい。
そして1954年日本で初めてのシードル工場へ。
当時のラベルだそう。1950年代、こんなオシャレな飲み物が生み出されていたとは。
あおもり犬2号、いるいる。
その展覧会がきっかけで、弘前市がこの建物を取得、美術館建設となったのでした。
そんなお勉強をしたあとだから、その昔作っていたというシードル飲みたいな。
2棟ある建物、お隣がミュージアムショップとレストラン。
ちょうどお昼時、平日だから座れましたー。
グラス、かわいい✨
で、シードル飲み比べ!
青森県内の3箇所のシードルを楽しめます。真ん中のタムラシードル、有名です。
天井高くて気持ち良い空間。
地元野菜とリンゴコンポートのせのトーストいただきました。りんごは特に美味しかったよー。
青森駅の隣接施設にもあったA-FactoryはJR経営のシードル屋さん。ここでシードル作ってます。
メトロミニッツ、首都圏のメトロ付近で配布してるフリーペーパー。実は私も東京で手にとってました。
なぜかこの中に、弘前れんが倉庫美術館の隔月連載が始まり、ここでも無料配布してました。
お腹いっぱい、シードルでほろ酔い。最後にあおもり犬2号にご挨拶して。。
楽しい、あったかい美術館でしたよー。いい美術館だー。また、来たいな。