暑い時こそ、涼しい美術館✨



5ヶ月ぶりに、三井記念美術館へ。



五感で味わう…。先月の根津美術館の数え歌を思わせる企画展。果たして、予感的中。

見る、聞く、嗅ぐ、触る…実際の展示物に触れることはできないけど想像の上で五感を働かせる!


いちごの帯留、象牙製…リアルで美味しそう。


同じく象牙の柿の実、仏手柑、茄子。傷に至るまでリアル。


2つ目の部屋の特等席。


尾形乾山の蓋物。美しい〜


季節ごとのお茶室設えは七夕でした。


笹飾りのお軸、お道具も七夕を思いうかべるもの、涼しげ。


日本の古い書画は、表装もステキ。


故人の一周忌に寄せた水仙の花。


三井家の中にも芸術家がいて、こんな鶴の絵を描けてしまう。


水晶の玉、これほど大きいのは貴重品。塗り物の台座の模様が映りプラネタリウムの星空みたい。


香り!たくさんの香木のコレクション。和紙の包みも収めてある桐箱もステキ。


お茶のお稽古でもお香を使うことがあり、5人1組の花月というゲームのような中でお香をかぐのが好きでした。

道具がまた…可愛い。。もう、忘れてしまったけどあれは本当に楽しかったなぁ。


栗とキリギリス。秋の静かな気配を感じるね。


カエルの絵で有名な河鍋暁斎の花見の絵は表装の外側に桜の花で豪華絢爛かと思いきや…

描かれているのは土産物売りのおばば、酔っ払い…楽しい✨楽しい。


五感を本当に使うわけでなく、想像の上で作品巡り…だけど、展示品が素晴らしいので圧倒され楽しめました。



美術館や博物館は、自分のペースで進めるのがいいのです。

暑い中電車で出かけてきて、しっかり涼んで、ちょっと美味しいの食べて…ね。



ということで、同じビルの千疋屋のカフェへ。



バナナにマンゴーホイップのオムレット✨ソフトクリームまでついてる。美味しかった〜✨


オマケ


展示室をでたところに、かつて実際に使われていた書庫の厳重な扉と各地の展覧会ポスターコーナー。

惹かれる展覧会をなんとなく撮っていたら10枚越え💦



展覧会のポスターも、趣向凝らされていて見応えあるものが増えました。



地方の美術館はなかなか行けないけれど、目に留まります。