平日休んでマティス展…が休館日で、日曜日に出直す羽目に。。

 

会期終了まであと8日…混雑覚悟だったけど、思いのほかそうでもなく、楽しめました。

 

 

展示室前半は撮影禁止。画業の初期の作品と、同時代の作家、交流のあった作家たちの作品。

そして後半はほぼ撮影OK。闘病しながら切り絵の手法で手掛けた作品が惜しげもなく。

 

 

壁一面の展示。国立新美術館の大きな展示室に映えます。

 

 

マティスの生前、すでに有名になっていたマティスの日本での展覧会は1951年でした。

 

 

さささっと筆で描いてるようなのに・・・絶対描けない

 

 

展覧会のカタログになった作品。

 


スポンサーだった読売新聞に、当時寄贈されたものだそう。

 

 

この女性の顔のシリーズも好き。(これも読売新聞への寄贈品)

 

 

展覧会を記念して、文藝春秋の表紙も飾ったのだとか。いいねえ。

 

 
さて、何はともあれ、この展覧会に行きたかったのは、
最晩年にマティスが手掛けたロザリオ礼拝堂の再現があると知ったから。

 

 

当時作られた模型。



 1996年、印象派が描く景色に憧れて、初フランスはアムステルダム経由ニース空港へ、そこから礼拝堂を訪ねました。

近くのホテルに泊まり、Venceの町を歩いて買い物したのがとても楽しかった。


だから、その礼拝堂再現が楽しみだったのでした。


 

ステンドグラスの試作品等も多数、ニースのマティス美術館から出展。

 

 

ステンドグラスの習作その2。のちに幼稚園で実現され「蜜蜂」の名前がついたもの。

 

 

作品と、制作風景が一緒に展示されているのもよかった。

 

 

そして、こちらが再現された礼拝堂のエリア。

 

 

24時間の外光が差し込む室内を3分間で表現しています。

 

 

差し込むステンドグラスの光が移動していきます。

 

 

大勢の人が居たけれど、写真に撮ると静寂な気配を感じるなあ・・・

3周回くらい眺めて、満足いたしました!いい展示だった!

 

 

こちら、礼拝堂の扉の習作。あとで絵葉書を買いました。

 

 

黒川紀章建築、ダイナミックな空間、好きだな。

 

 

意外とカフェが空いていたので、サンドイッチ。

 

 

プチデザートつき。のんびりと友達とおしゃべりしてくつろぎましたー。

 

 

天井もかっこいい。

 

 

買った、絵葉書、額縁もちょうどいいので買いました。

飽きたら「蜜蜂」に入れ替えよう・・・。

 

 

暗い玄関に、ぴったり収まりました。

 

オマケ

 

 

招待券をいただいていたので、国立新美術館の他の展示室も覗いてきました。

 

 

主題をもとに、アーティストがそれぞれ作品を製作。

 

 

分かりやすいものもあれば、そうでないものもあり・・・

 

 

解釈を求められる感じがして疲れる・・・ちょっと苦手だなと再認識でした。。