平日1日お休みをもらい、やってきたのが国立博物館(上野)。

2020年に企画していたのがコロナ禍となり幻と終わり、満を持しての展覧会です。
国立科学博物館といえば、今秋クウンドファンディングで運営費10億円近く集めて話題に。
そんな科博にて「和食」の展示とは・・・動物や植物標本だけじゃないの??
入ってすぐが、水の紹介。日本全国でもけっこう硬度が違うのは、
同じ火山列島でも地質が全然違う。普段飲んでるコントレックス1468に対して日本は2桁。段違い!
次はきのこ。日本の気候に適して食べられるキノコも多いから、食材として定着、これも和食文化。
植物標本、よくみればすべて食材・笑 花が咲くのね!
かわいい春菊の花。実物ちょっと見てみたい・・・ベランダに植えようか??
大根はレプリカ。こういうのも保管されているのか??
細長いのが守口大根。漬物になっているのを見るけど・・・実物見たことないな。
一口にマグロといっても、種類がたくさん。こういうのもレプリカ見て再認識。
個人的に面白かったのは、日本海沿岸の魚の回遊のデジタル画像。
季節とともに回遊する魚の位置が変わるのがよく分かる。
季節が冬になる(日本列島は紅葉の時期)と、ズワイガニ出てきた!
泳いでいる魚をタッチすると、その情報が出てくるのが楽しい~
お次は海藻のコーナー。地方で食べる海藻もこんなに種類があるのね。
正面の白い壁の下から天井まで伸びる、全長10メートル近い長い昆布!
日本列島に人間が暮らし始めてからの、食の移りも展示あり。
再現された織田信長の饗宴の食・・・豊かな食材だけどシンプルな調理なので今に繋がる感じ。
とはいえ、そんな豪華な食事は限られた階級の方々のみ。これこれ!庶民の食卓が気になる!!
たっぷりの玄米と青菜の汁、そして塩!!飽食の現代、こんな食事が美味しそうに見えるよ。
江戸時代の高輪の様子を描いた浮世絵の中から再現された蕎麦屋。
こちらはお寿司屋。しゃりが大きい、ネタも!
日本各地の料理、知らないものがまだまだある。
そして、展示に並ぶ料理はレシピを見ることもできる!
明治の時代からは海外の食文化も入ってきて、それが日本なりに進化していく。
洋食も、海外の食事とは違いますからね。これも和食の一部です。
これも、楽しかった!サザエさんに見る昭和の食。
波平さんの食事とか、あとトースターやジューサーが登場したり。
磯野家、ふぐた家は、新しもの好き、家電が次々導入されていました!
(電子レンジは、その登場前に連載終了・・・昭和だもんね。)
漫画の中のメニューの再現は、ほんと昭和の一般家庭の食卓そのものでした。
これも、よく話題になるお雑煮の分布図!たのしい。
関が原で、丸餅角餅が分かれるラインがあるのですよー。焼くか煮るかの違いも大きいね。
同行の友人が鹿児島出身なのだけど・・・見たら、丸餅角餅、煮る焼くすべてが混在してた!
私にとっては、すべて和食だなと思いました。
ここまで見てくると・・・お腹がすくわけです。久しぶりにすき焼き食べたい、あ鰻もいいなとか。
そこに「タイアップ店舗」が紹介されます。10店舗ほどあったかしら。寿司、ウナギ多し。
最後のおみやげコーナーも、いろいろ楽しめました。食材も一部販売してます。
売場の手前に、この展覧会の監修者が紹介されていました。みなさん理系・・・w
それぞれの食にまつわる思い出。3年を経ての展覧会開催、おめでとうございます。
カタログの横に、和食プリントクッキー・笑 ちょっと買いそうになりました。
(買わなかったけど)
私も、同行者も、リラックマコラボのおみやげを買いました。
リラックマ人気のため、購入点数制限がありましたよ。。
たっぷり2時間・・・思ったより楽しめました!
もっとじっくり見るなら、もうあと1時間以上はほしいところ。時間に余裕を持ってお出かけを!