平日1日お休みをもらい、やってきたのが国立博物館(上野)。

 

 
合格特別展「和食 ~日本の自然、人々の知恵~」@国立科学博物館 202/10/28日~2024/2/25

2020年に企画していたのがコロナ禍となり幻と終わり、満を持しての展覧会です。

国立科学博物館といえば、今秋クウンドファンディングで運営費10億円近く集めて話題に。

 

そんな科博にて「和食」の展示とは・・・動物や植物標本だけじゃないの??

 

 

入ってすぐが、水の紹介。日本全国でもけっこう硬度が違うのは、

同じ火山列島でも地質が全然違う。普段飲んでるコントレックス1468に対して日本は2桁。段違い!

 

 

次はきのこ。日本の気候に適して食べられるキノコも多いから、食材として定着、これも和食文化。

 

 

植物標本、よくみればすべて食材・笑 花が咲くのね!

 

 

かわいい春菊の花。実物ちょっと見てみたい・・・ベランダに植えようか??

 

 

大根はレプリカ。こういうのも保管されているのか??

細長いのが守口大根。漬物になっているのを見るけど・・・実物見たことないな。

 

 

一口にマグロといっても、種類がたくさん。こういうのもレプリカ見て再認識。

 

 

個人的に面白かったのは、日本海沿岸の魚の回遊のデジタル画像。

季節とともに回遊する魚の位置が変わるのがよく分かる。

 

 

季節が冬になる(日本列島は紅葉の時期)と、ズワイガニ出てきた!

 

 

泳いでいる魚をタッチすると、その情報が出てくるのが楽しい~

 

 

お次は海藻のコーナー。地方で食べる海藻もこんなに種類があるのね。

 

 

正面の白い壁の下から天井まで伸びる、全長10メートル近い長い昆布!

 

 

日本列島に人間が暮らし始めてからの、食の移りも展示あり。

再現された織田信長の饗宴の食・・・豊かな食材だけどシンプルな調理なので今に繋がる感じ。

 

 

とはいえ、そんな豪華な食事は限られた階級の方々のみ。これこれ!庶民の食卓が気になる!!

たっぷりの玄米と青菜の汁、そして塩!!飽食の現代、こんな食事が美味しそうに見えるよ。

 

 

江戸時代の高輪の様子を描いた浮世絵の中から再現された蕎麦屋。

 

 

こちらはお寿司屋。しゃりが大きい、ネタも!

 

 

日本各地の料理、知らないものがまだまだある。

 

 

そして、展示に並ぶ料理はレシピを見ることもできる!

 

 

明治の時代からは海外の食文化も入ってきて、それが日本なりに進化していく。

洋食も、海外の食事とは違いますからね。これも和食の一部です。

 

 

これも、楽しかった!サザエさんに見る昭和の食。

 

 

波平さんの食事とか、あとトースターやジューサーが登場したり。

磯野家、ふぐた家は、新しもの好き、家電が次々導入されていました!

(電子レンジは、その登場前に連載終了・・・昭和だもんね。)

 

 

漫画の中のメニューの再現は、ほんと昭和の一般家庭の食卓そのものでした。

 

 

これも、よく話題になるお雑煮の分布図!たのしい。

 

 

関が原で、丸餅角餅が分かれるラインがあるのですよー。焼くか煮るかの違いも大きいね。

同行の友人が鹿児島出身なのだけど・・・見たら、丸餅角餅、煮る焼くすべてが混在してた!

 

 
最後のあたりにあった、問いかけ。「これは和食だと思いますか?」
どれも、煮たものは海外にあっても海外で食べられなさそうなものだなーと・・・。
 

私にとっては、すべて和食だなと思いました。

 

 

ここまで見てくると・・・お腹がすくわけです。久しぶりにすき焼き食べたい、あ鰻もいいなとか。

そこに「タイアップ店舗」が紹介されます。10店舗ほどあったかしら。寿司、ウナギ多し。

 

 

最後のおみやげコーナーも、いろいろ楽しめました。食材も一部販売してます。

 

 

売場の手前に、この展覧会の監修者が紹介されていました。みなさん理系・・・w

それぞれの食にまつわる思い出。3年を経ての展覧会開催、おめでとうございます。

 

 

カタログの横に、和食プリントクッキー・笑 ちょっと買いそうになりました。

(買わなかったけど)

 

私も、同行者も、リラックマコラボのおみやげを買いました。

リラックマ人気のため、購入点数制限がありましたよ。。

 

たっぷり2時間・・・思ったより楽しめました!

もっとじっくり見るなら、もうあと1時間以上はほしいところ。時間に余裕を持ってお出かけを!