山形駅へ到着、荷物をホテルに置いて、さっそく山形牛焼き肉ランチでした。
さて、腹ごしらえも澄んだことだし、さっそくお目当ての場所に。
とはいっても・・・いわゆる観光地巡りというより、いつもの休日同様、美術館がお目当て。
焼き肉屋さんを選んだのも、ちょうどホテルと美術館の中間地点だったから。
お店を出てすぐ、この看板を見つけて、それに従って歩いていきます。
右側はJRの線路、その向こう側は山形城址になっています。
この並木道を進んだ先が美術館。
反対側の城址公園にお城らしい建物がみえてきました。
焼き肉屋さんから10分かからず、到着。
事前にHPみたら、常設のコレクションの中にフランス近代絵画が。好きな分野。
吉野石膏という会社(テレビCMで知っていた)がここに寄贈したコレクションだそう。
石膏の原料となる石灰鉱山が山形にあり、そこで財を成してコレクションを購入したらしい。
あとは、山形の紅花承認である長谷川家のコレクション。常設展がしっかりしてる。
館内は写真撮れないけど、ロビーなどなかなかよい雰囲気です。
吉野コレクション、数は少ないけど、繰り返し鑑賞したいよいコレクションだと思いました。
モネの水連の連作の一つ、ゴッホの初期の絵画など、ゆったり楽しみました。
あとは山形県の公募展の作品展示期間中で、たくさんの市民作品が展示されてました。
美術館を後にして振り返ったところ。三角屋根の大きな建物、立派です。
さて、その先で線路とお濠の上にかかる橋を渡り、城址公園へ。
小雨がずっと降ってました。が、東京はこの日一日中台風の大雨でした。
それに比べたら全然おかまいなし。折りたたみ傘をさして散策。
この不思議な形をした建物は、旧済生館。明治8年設立、県立病院だった建物。
先月、銀座の山形県アンテナショップに行った際、でん六豆を買ったのですが、
山形の観光地写真がプリントされていて、その中のひとつが旧済生館(右)でした。
2階の展示室。元病院なので、当時の医療用具や資料などの展示多数。
そのあたりには興味なく、主に建物を眺めて楽しんだわたしです。
2階からの眺め。瓦屋根、日本風枯山水庭園だけど、それを取り囲む洋風建築。
ステンドグラスや螺旋階段、レトロな雰囲気がたのしい。
こうした明治~大正時代の洋館の維持は大変そうです。行けてよかった。
城址公園内にある旧済生館を出た後、城址公園の中を駅の方向に向けて散歩。
ちょうど草刈りがされたあとで、草いきれがして、何匹か犬の散歩をみかけます。
晴れていたら、わんこいたかなー。絶好のお散歩スポットとみた。
あ、ご当地マンホール!紅花モチーフが可愛い!
ちょうど水がたまっていて、傘さす自分が映り込むのが面白い。
山形城址は霞城(かじょう)公園となっています。
お濠の水がすごい緑色・・・清掃作業をしてました。