ふと、目に留まったご近所のお蕎麦屋さんの店先の貼り紙。
スタッフの方のおめでたい慶事での、おやすみ予定の貼り紙。素敵です。
コロナでの閉店や休業の貼り紙ばかりのなか、ほっこりします。いやそうでなくてもなかなか慶事の休業は聞かないね。
数日前、友達からの連絡で知った、神楽坂の紀ノ善の閉店。
ここしばらく行ってなかったけれど…名物の釜飯と抹茶ババロア、もう食べられないのね…
同じ9月末、代々木八幡駅そばの町中華、はるな伊織も閉店。
足繁く通う店ではなかったけど、街の景色を作る大事な一軒でした。
それで思い出した…谷中に行くと必ず買うミョウガ寿司。
ここの店主も85歳とご高齢で…後継はいない様子。
私が教えてファンになる友だちも多いミョウガ寿司、その友達が聞いてきた話…。
食べられなくなる時が、来るかもしれない。紀ノ善と同じように。寂しすぎる…
私の大好きな京都の甘味屋さん、月ヶ瀬は、知った当初は河原町の裏路地に風情のある店がありました。
随分前に亡くなったけど、今も変わらず美味しいあんみつは食べられます。
食べられなくなるよりずっといいよね。どこかで細々とでも食べられるのであれば…。
紀ノ善の閉店ニュースに、ちょっとしんみりなのでした。