さて、奈良で朝を迎えました。

 

 

宿泊したのは、橿原神宮前駅そば。いつもの散歩の時間、6時にホテルを出た。

 

 

歩いて10分ほどで橿原神宮と聞いていたので、参道を歩いていきます。

銀杏並木が少し黄色い。東京よりちょっと黄葉が早い気がする。

 

 

鳥居が見えました。おつきさまも見えます。

 

実は、橿原神宮について本当に知らなかったのですが、

奈良時代の始まりの神武天皇から5代遡る方がこの地で橿原宮を創建しました。

 

その後、神武天皇の時代に、地方の豪族を平定し、第一代天皇として即位。

それは日本書紀に記されているそうで、明治天皇が民間融資の嘆願を聞き入れ、明治23年に神社ができたのでした。


 

 

鳥居をくぐって二の鳥居をくぐったところで、後ろを振り返ったところ。

あれ?山の端が明るい・・・あそこから日が昇るかも??

 

 

ちょっと立ち止まって・・・3分ほど。なんと、鳥居の間からご来光。

 

 

散歩している人は周囲にj何人かいたけど、なんとも贅沢時間でした。

 

 
本殿へ向かおうとしたところで、足元の白砂がきれいに整えられていることに気づいた。
すごいなあ・・・気が遠くなりそうな作業。

 

 

ようやく、陽が差し始めた本殿。

 

 

本殿の前の大きな絵馬。

 

 
本殿の先には、神聖な場所。

 

 
とても清々した空気でした。

 

 
祈りの気持ちが集まる場所は、いい気が集まっているからか、気持ちがよいです。

 

 
建国2600年紀が2016年にあり、その際皇太后さまが参拝され読まれた歌碑。

遠追加世の 風ひそかにも 聴くごとく 樫の葉そよぐ 参道を行く

 

 

 
本殿を抜けて、別の参道の方へ。

 

 

北門の鳥居を確認。

このまま道路を進めばよいところを、参道の途中に脇道があったので、そちらへ行ってみます。

 

 
参道わきに、登山道や散策路があって、森の中の道が気持ちよさそうだなーと。

 

 
こんな道を10分ほど歩くと、先の鳥居の前と同じ舗装道路にまた出ました。

 

 
橿原神宮から歩いて10分で神武天皇陵。お隣というか同じ敷地なのです。

 

 
ひっそりと、でも堂々とした石碑。

 

 
多摩御陵と似た雰囲気の参道を、砂利道を歩いて5分ほど。

 

 

快晴の空の向こうに、御陵が見えてきました。

 

 
質素だけども堂々とした佇まいでした。

 

 
なんの案内板もなく、柵の内側にこの石碑だけ。

 

 
だれもいない。ここもまたぜいたくな時間となりました。
 

 

(続きます)