福井の友達の同僚のお兄さんが、神楽坂に出品するから、よければ・・・
と、ラインメッセージのリンクをみて、あれ?と・・・。
行ってみたら、前に何度か行ったことのあるギャラリーでした。
コハルアン https://www.room-j.jp/
「神楽坂 暮らす。」と言う名前だったのが、「コハルアン」へ。
今年の3月からだというので・・・そうか、もうそんなに来ていなかったのかなあ・・・。
作品は、企画展「ちいさなもの市」のなかで小さな一輪挿しが中心に展示販売されていました。
ギャラリーオーナーは以前と変らず静かにお店に居らして、作家さんは不在、一回りして店を出ました。
ギャラリーの前の道を50mほどいくと、たまに立ち寄るプリン屋さんACHOがあります。
この日は平日だから買い物しません。スーツは週末のご褒美に、と決めてるから。
ACHO http://achocafe.com/
いつもその先の小さな路地を曲がるのだけど、そのまま直進したら露地の先にお店の気配。
神楽坂勤めも10年になろうというのに、この路地、初めて気がついた。
お店で行き止まり化と思ったら、クランクになっていて先に道が伸びていました。
神楽坂情報で見たことはあったけど、ここだったか!
珈琲日記 https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13216894/
2017年末に代官山から移ってきたらしい・・・こだわりのコーヒーと美味しそうなスイーツ。
でも、残念なことに2018年11月17日よりメンテナンスのためしばらく休業だそうです。
クランクの小さな路地から出たところにまた見慣れぬお店。
なんと、鯖江の眼鏡ブランドの店でした。。なんてところにあるんだ・・・
カメマンネン http://kamemannen.com/
眼鏡屋の先で、さらにびっくり。このレトロすぎる外観!
木造でトタン張り・・・リアカーは敢えての飾りなのか。
登録有形文化財プレートついてた(驚)
国指定文化財等データベースで調べたら、昭和に作られた大工さんが住まう寮だったらしい・・・
一水寮(いっすいりょう) https://kunishitei.bunka.go.jp/bsys/maindetails.asp
神楽坂の裏通りに、大工寮として昭和前期に建つ。材に贅を凝らしたものではないが、
鑿、手斧の大工技法が格子や意匠梁の随所に見られ、当時の大工の技能を高さを現在にあらわす。
さらに小さな路地との角地に建っています。入口の電灯もいい雰囲気。
放置はされておらず、エアコンの室外機を見ても分かるように、ちゃんと使われているようです。
後で調べたら、工芸品のプロが購読するような雑誌の発行元兼ギャラリーがあるようです。 →工芸青花
さらに、道を挟んだもう1軒も同じ建物群のようで。
同じ重要文化財マークがありました。
この辺り、横寺町は、芸術家が多く暮らした町でもあったとは見聞きしていたけど、→島村抱月終焉の地とか
会社から歩いて2-3分のこの場所にこんな建物が残っていたのは本当に知りませんでした。
驚きながらその路地を突き当たると、こちらは慣れ親しんだいつもの道。
実はその通りに出る手前のお店は、チェックしつつまだ行ってないかったのだー。
パティスリーPETIT TOMO https://tabelog.com/tokyo/A1309/A130905/13206466/
イートインもあるケーキやさん。今度週末に寄り道してみよう・・・。
いつも歩く道のほんの1本裏側の道の先に広がる知らない景色。
おもしろいな、神楽坂。この街にオフィスがやってきて10年になっての、新発見。