日曜日は、よほどのことがなければ、妹が子供を連れて実家に帰り、昼ごはんを食べています。
というわけで、その食卓に帰省中の叔母ちゃん(わたし)も仲間入り。いつもより、ちょっと、おかず多い??
右からにょきっと伸びた甥っ子の上にある茶色のは、地元のお肉やさんのヒレカツ。
叩いた豚肉に細かい衣をつけて揚げて自家製ソースにくぐらせてある、ソースかつ丼仕様。
近所のショッピングセンターで買った肉のおかずが定番と聞いて、私もそれが食べたい、と。
お刺身とかお寿司はダーリンが一緒でない限り要らない(笑)
食事の後は、とりとめのない話をして、だらだら過ごす。父母の部屋は写真だらけ。
日曜日の午後、「チアダン」と「この世界の片隅に」が続けて放映中。東京とは違う時間帯。
今回は、食事どきに突如、母のスイッチが入り、貯金通帳や保険証券を出してきて説明し始めた。。
NHKの朝の番組で「終活」を知ってどうにかしなければ、と思ったらしい・・・。終活ってやつ。
妹とひととおり聞いたけど、祖父の代からの引き落とし口座やら何やら、口座数10個以上。
ひとつの銀行でも複数の口座があり、何か1つだけ引落のために残してある口座があったりする。
亡くなれば相続人が引き継げばいいけど、寝たきりになった場合、口座も家もほぼ凍結状態になる。
両親とも元気なうちに、ひとつの銀行に1口座くらいに整理してもらえると、あとが楽だと思う。
現金については、低金利なんだし、貯めたお金は解約して現金を手元に置いておく方がラクかも。
そんな、私の見解ををちょっと話したら、母はさらに不安になったようで(^_^;)
でもまあ「私は死なない!」と何も準備してないよりは、ずっといいわね。
(後日、「口座は少し整理してみる」とメールが届きました。)
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そんな母を見たからか、仏壇にお詣りしようと仏間に行ったら、父もガサゴソと・・・。
わが家の仏壇はものすっごく立派で大きい。祖父母が熱心な仏教徒だったのだ・・・。
定年後父が受け継ぎ、お寺の仕事にいろいろ関わり始めたので、仏壇はとてもキレイに維持されてる。
たくさんある引き出しの中には、過去の葬儀や結婚式のご祝儀などの台帳が何冊もあった。。
冠婚葬祭のつきあいは、こういう過去の台帳を参考にしていることも、初めて知ったわ。
さらに、同じ場所から、父がすでに生前得度でいただいた戒名の通知(?)も。
母の唐突な思い付きから始まったことだけど、いい機会になりました。
これから帰るときにはまた、こんな時間がちょこちょこ持てればいいなと思ったのでした。
父が集合写真を撮り、すぐにプリントしてくれた。豚は父の大阪土産「ブットンくん」
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妹家族が帰るのと一緒に車に乗せてもらって駅へと走り始めたら、
体育祭帰りの中学生軍団に遭遇。体操服、色が変わってたし、自転車通学だー!
そして、福井駅でバス待ちで30分ほど時間つぶし。
駅にこんな日本酒バーができてた。(飲んではいない!)
空港までのバスの車窓から見えた夕焼け。空が広いなー。
台風の心配したけど、結局傘をさすことがなかった。
帰省すれば、ああ、帰ってきてよかったと思うけど、なかなか足が向かない横着者。
でも、帰るところがあるのはやっぱり嬉しいもんだ、などと思う。。
そして、羽田に到着したら雨粒がこんな・・・
でも、渋谷に着いたら雨が降ってなかったわ。。
濃厚な1泊2日でした。
オマケ
実家で持たされたおみやげ。いただきものとか、買ってきて賞味期限切れたヤツとか(笑)
見ていた甥っ子が、「ばあちゃんちは、問屋さんみたい」って。ホントだよねw
ありがたくいただいて、一部は会社にお土産がわりに放出しました。