東海道を歩く旅も5回目。今回は、今の自分の限界を知ろうと、がっつり歩くつもりでの出発。

 

 

これまでは、普通にグッディの散歩をしてから帰宅して出かけていたけど、

今回はグッディをダーリンに託して、朝8時前には前回の終着点、保土ヶ谷駅に。。

 

 

前回、帰りの雨でぐっちょり濡れてシワシワになったガイドブックを手に、

今回初めてスニーカーです。(これまでは、普段履きのスリッポンで歩いてました)

 

さ、歩きます!

 

とはいっても、とりあえず沿道の「見たいところは寄り道する」ルールなので、

ウォーキングのようなフォームでもないし、のろのろと歩いているのですが。

 

(7:55)←まちがいなく、朝8時前!

駅前の通りに保土ヶ谷区作成の案内図あり。

 

 

大通りの一本裏に「保土ヶ谷宿場通り」があります。早朝で静かだったけど。

 

 

おー新しい(笑) 案内板代わりの自販機。

 

 

商店街のお店のシャッターには広重の東海道五十三次の保土ヶ谷の風景絵。

 

 

商店街の途中に、東海道と、鎌倉へ続く道との分岐点。

 

 

JR東海道線の踏切、運よく足止め食らわずに渡れました。

 

 

本陣は、建物の一部が残されていて保土ヶ谷区管轄の案内板もありました。

ここ何回かの旅で、こういう案内板は所轄の自治体によって違うとわかりました。

 

 

 

史跡を示すポール以外何も残ってない脇本陣。

 

 

当時の風情を残す建物が残ってました。旅籠の「本金子屋跡」

 

 

歴史的建物は、地元でも保存活動がちゃんとされていて、独自の説明が分かりやすくていいねえ。

 

 

そう、6月に入ってアジサイがキレイな季節でした。

 

(8:17)

一里塚と、上方見附跡。

 

街道には一里ごとに目印の塚が造営されていたけど、残っているところは少ないです。

見附は宿場町の起点と終点、江戸見附と上方(京都)見附があるわけです。

 

 

なにやら立派な看板。

さきほどの一里塚、上方見附とともに、松並木復元事業・・・平成30年3月の!つい最近だー!

 

 

なるほど、この辺りは、松並木が整備されていて(まだ、小さいけど)、

その下にアジサイが植えられていたのでした。

 

 

と、気づけば足元にご当地マンホール!

 

 

国道を逸れて、旧東海道へ。名所案内がされてます。

 

(8:30)

と、由緒ありそうなお寺。佇まいがすてきだったので、階段あがってみます。

 

 

美しい佇まいの山門。

 

 

 

手入れの行き届いたお庭に、本堂での読経の声が響いてました。

庭の中に小さな流れが作られてもいます。

 

 

裏に、お寺の名前のついた踏切がありましたー。

土手の向こう側のお墓が、お寺の境内のようです!踏切渡ってお墓参り。。

 

 

まだ9時前。静かな路地を歩いていたのですが、この景色がこの日一番記憶に残りました。

几帳面な洗濯物の干し方は、きっと丁寧な暮らしをされてるんだろうなあという印象をうけました。

 

 

階段の下の小さな花壇も大事にされているようで、この時間すでに水やりのあと。

歩きながらだと、こうしたところで足を止めることができます。

 

 

その近くのお宅では、カエルのプランターに多肉植物ちゃんたち。

 

 

歴史案内版の奥に、見慣れた茶花。

 

 

半夏生(ハンゲショウ)。はっぱの半分が白粉塗っているようだから半化粧だと思っていた(笑)

二十四節気のひとつ半夏生は、夏至から11日ということで、実際の暦はひと月ほど先。

 

 

屋根より高い枇杷の木には実が鈴なり・・・食べてみたかったなー。

 

 

梅の実も黄色くなっていて。そんな景色を楽しみながら歩いています。

 

 

ところどころ、案内板を見つけながら歩きます。

 

 

江戸からここまで、ほぼ平坦な道だったのですが、最初の難所の権太坂。

 

 

横浜市の案内板もありましたー。絵図にみる坂は、ものすっごく険しいですが、

 

 

こちらは、小学校脇にあった案内板。小学生向けにわかりやすく書かれているようです。

有名な急坂だったようですが、実際歩いた道は、それほどではありませんでした。

 

 

坂を上り切ったあたり、確かに高台!

 

 

パッと目を惹いた鮮やかな紫陽花で疲れを癒す・・・

 

 

「権太坂」という町名なのね。その電柱に「おじぞうさんもなか」の気になる文字~。

 

(9:00)

おじぞうさんもなかと、並びには7時からやってるパン屋さん(奥の車が停まってる店)。

 

 

歩き始めて1時間、ちょっと甘いもの食べたくてあんドーナツ購入。

まだ人通りもないことをいいことに、食べながら歩いちゃいました。もちっとおいしい生地でした。

 

KUPPE(クッペ)というお店、私がお店に居る間、私より年上の男性ばかり4人買い物に来てました。

車を前に留めてという方もいて、朝起きて週末のパンを買いに来ているのかな?

 

 

甘いものと、持参の水筒のスパークリングウォーターで喉を潤したので、先へ進みます。

 

(9:15)

ほどなく到着したのが、立場跡。宿場と宿場の間に、馬子や人足が休憩で立ち寄る場所。

見晴しのよい高台からは西に富士山が見えたようですが、今は見えません。

 

 

立場に数軒あった茶屋のひとつ、若林家は、そのまま末裔が住まわれているのですねー。

立派な御門ですー!

 

 

境木(さかいぎ)という地名は、武蔵国と相模国の境にあるから、のようです。

 

 

京都へ117里の文字・・・468kmまだまだだ(笑)

 

 

境木地蔵尊にお詣り。手水がお地蔵さんの水浴び姿でした!

 

(9:20)

ここ境木で、これまで「保土ヶ谷区」の案内板が、「戸塚区」になりました!

ここから先は、現在の戸塚区、かつての戸塚宿になるようです。

 

というわけで、戸塚宿へつづく・・・

 

 

これまでの行程まとめ (日本橋から33.5km 京都まで466.5km※日本橋-京都を約500kmとして)

1 日本橋→品川宿(鮫洲) 10km https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12359688565.html

2 品川宿→蒲田 6km 前半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12370889695.html

                後半 https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12372638714.html

3 蒲田→新子安 11km 前半(蒲田-川崎宿) https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376144528.html

               後半(川崎宿-新子安) https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12376180027.html

4 新子安→保土ヶ谷 7.5km 前半(新子安-神奈川宿) https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378127343.html

  新子安→保土ヶ谷         後半(神奈川宿-保土ヶ谷宿)https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12378128339.html

5 保土ヶ谷宿         https://ameblo.jp/shibuyao2/entry-12383218423.html