4年前、2泊3日で伊勢神宮と京都へ行きました。
最終日がひな祭り。現地集合した女子4人で、女の子のお祭りの1日を楽しみました。
ひな祭りということで、その日だけのイベントというのは、京都に限らずあるものです。
せっかくの「女の子の節句」だから、こういう旅も楽しいと思います。
さて、その4年前、チェックしてはいたけれど、時間がなくてあきらめたイベント・・・
「次へ持ち越しだー」と思っていた、そのイベントへ、ようやく京都再訪問が叶いました。
下賀茂神社の流し雛。
前回、コースの順番として後回しにしてしまったので、今年は朝一番でと思っていたら、
昨年大賑わいだった「若沖生誕300年記念展」のひとつがまだ残っていることを知る!!
東京の都美術館では最高5時間半待ちだったという、人気の若沖(じゃくちゅう)・・・
中途半端な時間に行って、混雑するのも悲しいので、朝一番はそちらへ行こう。
相国寺の美術館での展覧会は10時から。そして下賀茂神社の催しは10時半から12時過ぎ。
ラッキーなことに、最寄駅は同じ「出町柳」であるので、歩いて移動できる距離。
そう決めて、朝食は出町柳に移動してから喫茶店でモーニングを食べ、
その足で相国寺に向かいました。※朝食と若沖展については、別に記事にします。
相国寺での展覧会、素晴らしかったです。混雑もしておらずゆったりと。
さあ、それでは4年越しの流し雛へ向かいます。
グーグルマップ見ながら、最短距離を下賀茂神社へ。
やはりけっこうな人出。11時半くらい。10時半からのイベントはまだ続いている様子。
看板の上が欠けてしまった・・・流し雛の文字♪
流し雛は、古来からの行事ではなく、今年第28回。
京人形の業界組合さんが主宰のイベントなのですが、当時の装束の人(一般人)がいるのね。
流し雛は、女の子の健やかな成長を願って、厄災を流し雛に託して流す、というもの。
下賀茂神社は、夏越の祓いも、人形(ひとがた)の紙を流すので、同様の行事です。
桃の花の向こう側、イベントで流された流し雛が見えます。
境内に入ったところで販売されている流し雛を私も買いました。
事前情報では500円と1000円とあるようですが、すでに売り切れ?これは1000円の。
イベントが終わると、一般の人も流し雛を体験できます。
買ったのを流す・・・あ、やはり小さいのもあるようです。
買ったものは1年飾って、翌年流す・・・というのがいいようなので、私もそれに倣います。
今年買ったのは、次、いつか来られたときに流すことにしよう、と持ち帰りました。
次々と流れてくるお雛様
この景色はやはり雅・・・この手前でぜんぶせき止められてオシマイですが(笑)
京人形の組合主催なので、ひな飾りと一緒に写真を撮れるコーナーがありました。
というわけで、最後に記念撮影。せっかくだから、自分入りでも写真撮ってもらいました。
・・・よく見たら、お雛様の頭に竹串が突き刺さって出ているではないかー!
とりあえず、家に持ち帰り、飾ろうと思いますよ。
そして、次にまたひな祭りに行けるときに、流します。厄災とともにね!