『HPイントロダクション』
なぜ、この短期間で「うつ」は爆発的に広まったのか? 90年代のユース・カルチャーを代表する映像作家マイク・ミルズは、その理由のひとつに製薬会社によって行われた「心の風邪をひいていませんか?」という広告キャンペーンがあると考え、その実態に迫るドキュメンタリーを作ろうと思い立つ。舞台は近年、急速にうつが常識化した日本。撮影対象となる条件はふたつ。
①抗うつ剤を飲んでいること。②日常生活をありのままに撮らせてくれること。
場所 渋谷 UPLINK
〒150-0042
東京都渋谷区宇田川町37-18 トツネビル1-2F
tel. 03-6825-5503
行き方は、センター街をまっすぐです。
期間 11月8日まで毎日
時間 11:00~12:34
14:40~16:14
18:20~19:54
こんな映画やっていたのですね。読者登録させていただいている、
アメブロ『精神医療の真実 聞かせてください、あなたの体験 2013-10-24』さんで知りました。こちらのエントリーでもレビューを書かれています。参考になりました。見に行きたいと思います。
ちなみに、UTU-NETとは、
富高辰一郎『なぜうつ病の人が増えたのか』より、
製薬会社の関係する啓発活動には、製薬会社が表にでない活動もある。そしてそういった啓発活動は、製薬会社との関係が非常にわかりづらい。
03年に「うつ病アカデミー」という名の研究会が、gsk(グラクソ・スミスクライン社)の支援を受けて立ち上げられた。研究会の目的は、うつ病の啓発活動であった。翌年「うつ病学会」となった。患者への啓発活動を学会の主目的として会則に明示している。日本の精神科の学会でこれだけ啓発活動を重視した学会はない。ほとんどの会員は学会の設立経緯すら知らないだろう。
UTU-NETの場合、「うつ・不安啓発委員会」が運営しているとサイトの説明では書いてある。「うつ・不安啓発委員会」というのは四人のメンバー(精神科教授2名とうつ病経験者であるフリーライターとイラストレ―ター)からなるようだ。事務局になっているのは製薬会社のイベント業務を専門としている広告代理店である。このサイトの運営資金は誰が出しているのだろうか?実はこのサイトを支援しているのはある製薬会社である。
『Wikipedia』(2010年の記事では)
上島 国利(かみじま くにとし、1940年 - )は、日本の精神科医。 1965年慶應義塾大学医学部卒業。1990年昭和大学医学部精神医学教室教授、医療福祉学部教授。
精神科臨床一般、特にうつ病、薬の副作用を専門とする。日本臨床精神神経薬理学会名誉会員。「うつ病アカデミー」の代表幹事を務め、「日本うつ病学会」を設立。同学会理事長を歴任。
「うつ・不安啓発委員会」「UTU-NET」「SAD-NET」
上島先生はいろいろなパンフレットを監修されておられます。
強迫性障害
という病気をご存知ですか?
監修:昭和大学医学部精神医学教室教授 上島国利
提供:グラクソ・スミスクライン株式会社
「こころの疲れ」を癒す
-うつ病をなおすために-
監修:国際医療福祉大学医療福祉学部教授 上島国利
いのちの輝きを見つめるMeiji
メンタルヘルスBOOK
こころが疲れて
いませんか
-うつ病を知ろう-
監修:上島国利 国際医療福祉大学医療福祉学部教授
発行:明治製菓株式会社
こころのくすり箱
-うつかもしれないあなたへ-
監修:昭和大学医学部精神科 上島国利
グラクソ・スミスクライン株式会社
こんな症状に
悩まされていませんか?
-社会不安障害(SAD)について-
監修:国際医療福祉大学医療福祉学部教授 上島国利先生
アステラス製薬
患者さんへのメッセージ
うつ病・パニック障害とも必ずなおる病気です。のみ易いよいお薬もできました。早く受診し適切な治療を受けましょう
「啓発運動」のオピニオン・リーダーということですね。