レジのところでかなりイライラしている老夫婦がいた。


少し混雑していて、待たされているのが

気に食わなかったようです。


「こんなに混んでるんだからキャッシャーの人増やせばいいのに」

「こんなに混んでるんだからキャッシャーの人増やせばいいのに」


すいてる所はないか、キョロキョロキョロキョロ・・・・

ついに、レジの人の肩をたたき、


「こんなに混んでるんだからキャッシャーの人増やしてよ」


いったところで、レジの人は増えません。

シフト上、手一杯なんでしょう。

レジ係の人にそれを伝えたところで、

その人は、今まさに目の前のお客さんをさばくので手一杯。

すぐに対応できるわけがない、

ということで、その老婦人のことは残念ながら無視するしかない。


その場の光景は決してよい気分なものではありませんでした。

わが身を振り返ってみたり、

「ああはなりたくない」

で終わってしまっては、その先は何もない。


スーパーマーケットに来るお客さんのストレスは、

やはりレジ。

ここをスムーズにクリアできるかどうかが、

また明日もお客さんが来るかどうかの、肝ですね。


スーパーで最も指示権をもっているはずなのは、レジ係。

お客さんと真正面で、

しかも一番ストレスのある場面で向かい合っている人が、

指示権を持てばいい。

そんな組織を作りたい。