七滝神社参拝して数日たったある夜、中々寝付けないでいると、何やらガヤガヤ聞こえるなと思い目を覚ましたらそこには、国之常立神様がいらっしゃいました。


「あの、国之常立神様すみません。私の家なんですが・・・」


国之常立神「起こしてしまったか、悪い悪い。丁度今岩木山神社の木花咲耶姫と十和田の龍神と色々話してた。」

そこには、岩木山神社の木花咲耶姫様と十和田神社の龍様も一緒に居られました。

十和田の龍神様「いや、悪いのう。ちょっと話しがはずんでな。」

木花咲耶姫様「最近ずっとお目にかかってないので来ちゃいました。来たら十和田の龍神もいるし国之常立神様と久しぶりにお話できました。」

「お話すんだのなら神社に帰った方がいいんじゃないですか?」

国之常立神「おぬし冷たいのう。神社は、夜は神はほぼほぼおらんよ。皆神界に帰るからのう。夜はある意味自由に動ける。」

十和田の龍神様「それに、我の神社のお札を祀ってるからそれが目安となりくる。」

木花咲耶姫様「だからたまに来てるのですよ。神は気に入れば家までついてくる事もあります。日中は神社に居なくてはいけないのですが、私のかわりに眷属がみにきておる。」

「十和田の龍神様と木花咲耶姫様はお札があるから何となく分かりますが国之常立神様のお札はありませんが、」

国之常立神「だから何回も言うけどご縁が出来たのと何回も足しげなく我に会いにきたであろう。だからいる。」

「そうだったんですね。」

十和田の龍神様「1番大切なのは純粋な信仰心。自分の欲だけでなく感謝する心。それがあれば神はその人を思って縁ができるし、縁ができれば守るし、その人の家にも行く。」

「そうなんですね。神社にはいつお帰りになられるのですか?」

木花咲耶姫様「基本朝日が昇る前に神界から帰る。」

「そうなんですね。その神界っていうところにそろそろお帰りにならないともう夜中の3時ですよ(笑)」

国之常立神「いや、神界にいても暇だしな。会議みたいなのはある、でも神界に何かあれば天界の方や眷属が知らせに来る。よし決めた!今日からワシは、夜おぬしの家に泊まるとしよう!」

「えーーー!!今何とおっしゃいました?」

「だから泊まるって何回も言わすな!これ決定事項だから。」

と言う事で夜は国之常立神様が泊まりに来てくれるそうです。


「食べ物とか色々用意しないと(笑)」


国之常立神「それは、大丈夫。おぬしの晩ご飯食べるから何も用意しなくてよい。後ワシがいれば変な幽霊は来なくなる。」

木花咲耶姫様「私もお邪魔しちゃおうかな(笑)、全然岩木山神社に来てくれないし。」

「木花咲耶姫様までも(笑)」

十和田の龍神様「ワシは十和田湖が好きだから帰るけどたまにここの家には来るからな。」

「そうですよね。十和田湖お好きですもんね。」

そんなやりとりをしていると。

???「うちのものがすいません」

そう言って出てきたのは


「女神?」
豊雲野大神「お初にかかります。私豊雲野大神と申します。旦那が無理な事をお願いしてすみません。国之常立神は私の旦那です。」
豊雲野大神様も国之常立神様と一緒で封印された神のようです。
「えーーー!奥さん!いたの!」
国之常立神「おぬし本当に失礼だな。いて悪いのか。何で来た?喜界島にいたのでは無かったのか?」
と言う事で今日はここまでにします。まさかの奥さん登場にびっくりしました。
次回は、国之常立神様と豊雲野大神様の恋模様お届けします。
今日も見て頂きありがとうございました。