今日は「甲斐バンド」の77年10月発表、4th「この夜にさよなら」を聴きました。

僕が持っているのは、07年発売の紙ジャケット、リマスター、ボートラ2曲付。

甲斐バンド4-1
(ジャケット表)

甲斐バンド4-2
(ジャケット裏)

甲斐バンド4-3

甲斐バンド4-4
(内袋表裏)

甲斐バンド4-5
(歌詞カード)

このアルバムは4作目(オリコン14位)。
もちろん、既に一度ブログでも取り上げています(前回の記事はこちら)。

1曲目「最後の夜汽車」は、ローリング・ストーンズの「愚か者の涙(Fool To Cry)」をパクっていますかね。
2曲目「そばかすの天使」は、8枚目のシングル(オリコン61位)。
3曲目「きんぽうげ」は、この先しばらくライヴの1曲目を飾るツイン・リードの名曲。これもカーリー・サイモンの曲に似ているとか似ていないとか…。
5曲目「この夜にさよなら」は、クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル(略称CCR)の「サムデイ・ネヴァー・カムズ(Someday Never Comes)」をイントロからサビまで、ほぼそのまんまパクっています。この曲は好きな曲だっただけに、原曲の存在を知ったときは萎えました。
6曲目「8日目の朝」は、マリンバやエレクトリック・シタールが60年代サイケデリック期のストーンズを感じさせます。
10曲目「氷のくちびる」は、7枚目のシングル(オリコン69位)。ただし、こちらは間奏部のドラム音が異なったり、ストリングスが入らなかったりするアルバム・ヴァージョン。最後のギターがイーグルスの「ホテル・カリフォルニア(Hotel California)」の印象的なギターと一緒のフレーズです。
ボートラ12曲目「メモリー・グラス」は、10曲目のB面。ただし、これもベスト盤「甲斐バンド・ストーリー」に収録されたミックス・ヴァージョン。

正直言って、このアルバムも洋楽のパクリがいくつも見受けられます。
それはそれで、甲斐よしひろの音楽的志向が分かって面白かったりもしますが、ちょっと度が過ぎる曲が目につきますね。
もっとも、甲斐バンドに熱中していた高校生の頃は全く知りませんでしたが…。

Youtubeで「氷のくちびる」のライヴ音源を見つけたので、ご紹介しましょう。



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