今日は、「甲斐バンド」が75年に発表した2nd「英雄と悪漢」を聴きました。

$今日もロックな日々-甲斐バンド2-1

僕が持っているのは、07年発売の紙ジャケ。
帯も当時の雰囲気を表していますが、完全な再現帯ではありません。

$今日もロックな日々-甲斐バンド2-3

こんな甲斐よしひろ手書きのライナーも付いており、これはアナログLPのものを再現しております。
このアルバムには、ヒット曲「裏切りの街角」が収録されており、甲斐よしひろのソロ・アルバム的要素が強かった1stと同曲のニュアンスの違いについて、甲斐自身がコメントしたものです。

この当時の甲斐バンドは、結構露骨な洋楽のパクリが見受けられ、それはサウンドだけではなく、ジャケットや歌詞にも及んでおります。

例えば、

$今日もロックな日々-甲斐バンド2-2

この裏ジャケは、「ザ・ローリング・ストーンズ(The Rolling Stones)」の「アウト・オブ・アワ・ヘッズ(Out Of Our Heads)」のジャケット写真(構図)を参考にしている(要はパクっている)と言われています。

$今日もロックな日々-ストーンズ3

また、「東京の冷たい壁にもたれて」の歌詞

「東京の冷たい壁にもたれて 1メートル君は60センチ とてもステキさ」は、

「ルー・リード(Lou Reed)」の「ベルリン(Berlin)」と言う曲の歌詞

「In Berlin by the wall You were five foot ten inches tall It was very nice」

をまんまパクッています。

このような話は、次のアルバム以降も続きます。
当時は全く知らなかったけどなあ。


Youtubeで、「裏切りの街角」のテレビ映像を見つけたので、ご紹介しましょう。




同じくYoutubeの「ポップコーンをほおばって」のライヴ映像です。



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