石井市長は2018年の市長選挙において、重点政策の筆頭に
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●市長退職金廃止から始まる、市役所改革
→市長退職金廃止を皮切りに、徹底した情報公開と市民参加の仕組みを作り、市民に開かれた市役所へ変えます!
→たった4年で2800万円は非常識!
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と掲げていました。
ここまで強く、”廃止”とか”非常識”と訴える以上、それなりの思いがあってのことだろうと思いますよね。
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ところが12月議会における、日本維新の会 西宮市議団の渡辺議員とのやり取りの中で大要、以下のようなやり取りがありました。

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渡辺議員「退職金は満額受け取るのか?」
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石井市長「そのつもり」
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渡辺議員「辞退する・減額する等は考えたのか?」
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石井市長「考えたことはあるけど、しない」
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この一連の経緯について、甚だ、なんだかなあ...という思いを持っていたのは既述の通り。
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【ご参照】

「退職金は満額貰う!」って公約違反では???@2025年12月のブログ
 

ところが3月議会で、「市長の退職金を20%削減する!」という条例案が上がってきたのですよ。
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「え、俺の理解って間違ってたの???」と思い、確認した当時の議事録に示されている内容は以下の通り。
このやり取りを聞いて「退職金は満額、受け取るんやろうな...」と思ったのは、私だけ???
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【渡辺議員】
市長退職金についてですが、今定例会の議案に市長の退職手当の特例に関する条例制定の件がないということは、何期市長を務めたとしても、4年ごとに約2,489万円支給される市長退職金を今任期は満額受け取るという理解で間違いないでしょうか。
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【石井市長】
今の御質問の件ですけれども、退職手当につきましては、今何らかの追加での対応というようなことは考えてはおりません。

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【渡辺議員】

追加での対応を考えてないということは、議案を出すのであれば本定例会が最後なので、満額受け取るという形になるんですけど、1期目に関しては、市役所改革の導火線にするとして退職金を辞退されましたが、現在、財政構造改善の取組で職員を減らす、市民サービスは削るといった真っただ中で、1期目同様に退職金を辞退する、もしくは減額するということを検討されたかどうかについて教えてください。

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【石井市長】

退職金に関しましては、議会において議員も含めて何度かお尋ねもありましたし、ごく一部で他市では特徴的な取組も散見されますので、その時々いろいろ頭を巡ったことはございましたけれども、今一つ目の質問に答えたとおり、思いを巡らせたことはありましたけれども、退職手当については何らかの追加の対応をするには至っていないというようなことであります。

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と思ったら、幸い(?)なことに、他の議員さんの中にも同じ理解だった方が多くいらっしゃった模様。
その中から、昨日の坂本議員(啓誠会)の代表質問について、ご紹介させていただきます。
なお、坂本議員の質問については大意。

石井市長の答弁については、また「解釈の違い!」みたいなことがあると嫌なので、そのまま文字起こしした内容です。

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【坂本議員】

12月の時点で減額しないと仰った退職手当を2ヶ月後に減額するに至ったのには、きっと大きな心境の変化があったのだと拝察しますが、12月時点から何が変わったのか。

どのような検討を経て方針転換に至ったのか。

お聞かせください。
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【石井市長】
私が12月に応えた際に、私の認識では、そのまず基本的には、まあ制度であると。

一方で、12月の段階で皆さんに対して、私がこうしますというような結論に至っていないという風に答えたということで、まあ私としては、あのこのことに関して、こういう判断するのであれば、まあ最初っから、最後のこのタイミングだったんだろうなという風に、私の中では思っておりましたですけども、ただ、それを、あの実際に、なにか、それをどうするかというようなことについて、自分の中での結論も踏まえてですね、え、その段階で至っていないというのが今まで答えてきたところであります。

だから、なにかが変わったというよりかは、こうしたことをするんであれば、それは最後のタイミングであるんだろうと私としては思っていたという、そういうようなことでありまして、ただ、それは私の内面のことでありますんでですね、あのその見え方、聞こえ方というのは、わ、私の中と他の方は当然違いますんで、ま、あのそういうことなのかなと思っております。

以上です。

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【坂本議員】

12月議会でも質問されていたし、それまでにも質問されていた。

 最初から「最後のタイミングで!」と思っていたなら、そう答えてくれればよかった。

もうちょっと誠実に答えるべきという感想を持った。

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私も、坂本議員の意見に同意します。

市長の表現を借りるなら「私としては思っていたという、そういうようなこと」でしかないのでしょうが、この人の言葉って本当に軽いよな、と。
そういうところが、私が絶対に、この方にこれ以上、市長を続けてもらうべきではないと思うところでもあるんですよね。

 

なお、ここから先も、ご本人の了解を得て、坂本議員の議会での発言内容を紹介させていただきます。

よろしければご覧ください。

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 退職金については、「追加の対応はしない」と答弁されながら、わずか2か月後に20%減額を打ち出されました。

医療費助成や水道料金減免の見直しも、一度方針を示しながら転換されました。

財政構造改善についても、財政難の認識や責任の所在は明確にされませんでした。

 

対話の重要性は理解しております。

しかし、対話と決断は別であります。

最終判断を引き受ける覚悟はどこにあるのか。

決断とは、全員に歓迎される選択をすることではありません。

批判を受けても、結果を引き受けることだと私は考えます。

 

~中略~ 

 

決定するまでは、徹底的に議論をしたらいいと思います。

しかし、一度示した方針をコロコロ変えてしまうと、職員は混乱します。

ご自身のことだと尚更です。

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至極ごもっともだと思います。

これもあくまで「私としては思っていたという、そういうようなこと」でしかありませんが、私自身は、こんな上司には伝えたくないよな...と強く思っています。

 

ということで、「二転三転した結果、石井市長は退職金を20%返上するという考えに至ったそうです」という内容でした。

それでは、今日のブログは、これにて失礼いたします。