不便な田舎暮らしをするようになったおかげで、ほぼ同年齢の友人ができました。そして彼女たちの偉いところは、ほとんどが「お嫁さん」であること。嫁ぎ先の親と自分の親の双方の介護を経験した人もいれば、義母との二人暮らしとなった人もいて、私よりもずっとずっと苦労しているだけあって、みんなそれぞれ、生活スキルと気働きが立派です。
私の場合は、旗を振るのはできても、現場の細かいことをやるというのがとても苦手。家事や掃除、整理整頓はまったくダメ。

母親から見ると、ほとんど役にたたないことばかりやっているように見えるらしいですが、実際そうかもしれない。

 

近所の「お嫁さん」たちは「みんな同じよ。みんな乗り越えてきたのよ」と言います。そして、助けてくれます。
ありがたい。困ったときに助けてくれるだけではなく、経験談(愚痴も含めて)もありがたい。
でも、頼りになるからといって頼りにしすぎてはいけない。

人間、節度が必要だし、ほどほどの距離感は絶対に必要。

 

そう考えると「遠くの親戚」という距離感は悪いことではないと思えます。

遠くの親戚もありがたい。近くの他人もありがたい。

でも、ありがたいと感謝は忘れずに、甘えすぎないこと。

自律心も筋肉と同じで、鍛えないことにはゆるんでしまいます。

気が付かないうちにゆるんでしまうと、元に戻すのは大変。

 

心していなくてはいけないことと思うけれど、ついつい、甘えてしまいがちです。

常に自己反省。
頼らせてくれる身内も友人も、みんなありがたい存在。

 

遠くの親戚より近くの他人

 

 

 

 

 

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