いなりちゃんです。

 

2022年2月の初午の日、大江広元公を祭った大江稲荷社の祭事があるときに、

ふらりとうちの庭に現れました。

 

庭で、にゃあにゃあと子猫のような声でないていて、

でも、飼い猫ではなく、

外猫ではあると思うものの、

どこからどうやってやってきたのかわかりません。

 

というのも、我が家は山の上のほうで、

都会と違って家が密集しているわけではなく、

なぜ、いきなり、猫が、ひとりで現れたのかが

皆目見当がつきかねます。

 

にゃあにゃあないているものの、

そこは野良の根性で、

近づくとふがーっと背中の毛を逆立てて威嚇したりしました。

 

そんな初日は我が家には猫用のフードもないので、

人間の白いごはんにおかかをかけてやったら、

ぺろりと平らげました。

 

稲荷神社にちなんで、「いなりちゃん」と名付けました。

 

母が「この子はおしりになにか、ついているのよ」と真面目に言いました。

 

立派なたまたまがついています。