田舎暮らしの楽しみといえば、
山菜で季節を愉しめるということ。
冬の終わりに「ふきのとう」が出てくるのを待っていると、あるとき、ちょんちょんと出てきた若い蕾のような「ふきのとう」が出たかと思うと、あっという間に花が咲き、今度は茎が伸びて、丸い葉っぱがどんどん大きくなって、一面のフキ畑になります。
職業として農業をやるとなると、それはそれは大変なことですが、プロ農家さんとはほど遠いところにいる似非ファーマーは里山(うちの所有地です)のめぐみを横取りして愉しめるのは、贅沢なことです。
とはいえ、私は子供のころはふきのとうもフキも大嫌いでした。
煮ているときの匂いが嫌い。味も苦味が嫌い。
手間ひまかけて、なんでそんなものを作るのかと思っていましたが、
不思議なことに、大人になってから、こうした山菜が大好きになりました。
といっても、私は食べるよりは収穫するほうが好きなので、たんまりと採り(何度も書きますが、うちの所有地の里山です)料理はもっぱら母親が担当です。
フキの茎を大きな鍋で煮て、
そのあと太い茎のものは1本ごと、筋をとります。これが大変!!
5センチくらいの長さに切り揃えたら、油で炒め、味付けは今回は蕎麦つゆに、少し砂糖やらダシを出したようです。
できました!!
ジャーン!!
フキの葉っぱも食べられますが、
大きなものはエコラップに。
こちら、「天然素材で包む」特集の「うかたま」
私が唯一定期購読している雑誌。
そして、これは「十二所マルシェ」用。
お皿代わりに敷くと
洗い物が減るというメリットあり。