ヨモギは私が摘んできましたが、

洗って、

茹でて、

潰して、

粉で練って、

蒸して、

というのを母がひとりでやってのけました。

 

作っている間じゅう、台所で大騒ぎしていたり、ため息ついたり、ガチャガチャと大きな音をたてたりしていましたが、

聞こえないふりをして(イラつきましたが)ひとりで頑張らせました。

できればできたで「食べろ」とうるさいのですが、

それもいつか思い出になる日は遠くはないのかもしれません。

 

いつもはあんこやきな粉をつけて食べるのですが

(めんどうでもあり)そのまま食べたら、ヨモギの香りがして、春のおやつ、という感じです。