犬や猫と一緒に暮らしていると長生きするとかいう話を聞いたことがありますが、

中高年になるとなかなかペットを飼うことができません。

保護猫の里親になりたくても、多くは年齢制限などがあって、もらい受けることができません。

猫より先に逝ってしまったら残された猫は・・・ なんてことはだれしもが考えます。

 

ずっと猫ちゃんを飼っていた高齢のご夫婦が近所にいるのですが、

ご主人が亡くなり、猫も亡くなり、おばあちゃまがおひとりになっていたのですが、

あるとき、おうちの窓に猫の姿が!

「ひとりで寂しいから、ペットショップで買ってきたの」と。

「私がもしものことがあったら、娘が面倒をみてくれるからと奨めてくれたの」

「本当は保護猫が欲しかったけれど、高齢だとダメだから、仕方なくペットショップで買ったの」

ああ、わかります、わかります。

 

私も、14年も生活を共にしていた猫がいなくなって、

いまだに寂しくてならないし、

寒い冬の夜などは、

あの、ぬくぬくが懐かしい。

お布団に入り込んできて、

腕の、脇のところに顔をのせて丸くなってゴロゴロいっていたことなど。

 

猫が欲しい。

 

でも、いまから、わざわざはもらえない。

 

どんな子でもいいから、

ある日突然、

庭に現れてくれないかしら・・・

 

でも、最近は野良猫も少ないし、

突然現れるなんて、

そんなことはありっこないと思っていました。

 

が!!!

 

先日、突然、猫が現れました。

家の外で、にゃーにゃー声がするので、見にいったら、

猫がいました!!!

 

のらちゃんにしてはきれいですが、

かといって飼い猫というわけでもなさそうで、

おなかがすいているようでした。

 

うちにはなにもなくて、

三角チーズしかなかったんです。

塩分過多だよなあと思ったけれど、それしかなくて、

小さいカケラをあげたら、

食べました!!

 

その日は「十二所マルシェ」があったので、

参加してくれる方にカリカリとciaoちゅーるをお願いして買ってきていただいて、

夜にちゅーるをあげたら、

あんのじょう、大喜び!!!

 

そして、

すっかりうちでごはんを食べることを決めたらしくて、

おなかがすくと

堂々と、にゃあにゃあ「ごはん、ごはん」と催促。

 

ごはんをあげたお礼に、

きげんがいいときには頭や身体をなでさせてくれたりして!!!

 

でも、

家には入ってきません。

 

幸い、うちのまわりは里山なので、遊び場はたくさんあり、

外風呂用の薪が積んである場所や屋根の上(たぶん天井裏など)など

我が家の周囲に住むことにしたようです。

 

うれしーい!!!

 

猫がいるだけで、幸せ度が増したことは間違いなく!!!

 

もうちょっと慣れてきたら、病院に連れていきますが、

しばらくはソトネコさんです。

 

もうすぐ私も誕生日なので、

神様が誕生日のプレゼントに遣わしてくれたのかも!!!

 

 

 
すこし前に、鎌倉暮らしの養老先生の「まる」の本を買って、母にあげたところでした。
私はまだ読んでいないのですが、
猫好きの母は、まると養老先生の暮らしぶりが羨ましいようでしたが、
うちにもまるに負けない、かわいい猫がやってきたのは嬉しい!!!