日本を代表する漫画家の先生方が集まる一般社団法人マンガジャパンと、デジタルマンガ協会の新年会がありました。

 

当日は、大御所の作家の先生方だけではなく、

 

地方自治体の方や、企業の方々などもお集まりになって、盛大な交流会でした。

 

地方自治体については、北九州市が「北九州市漫画ミュージアム」で地域活性化を推進しています。

 

(5月17日までの「萩尾望都展」は個人的にも大変興味があります!)

 

私はこの日の参加者プレゼント抽選会1等賞の「フグ刺セット」(北九州市さんより)を頂戴いたしまして、

 

一緒に当選したのはなんと、宮崎駿監督!!!

 

 

ではなくて、そっくりさんでございます。

 

「ふく刺し」ですね。楽しみに待っています。

 

話は戻りますが、当日参加なさっていたのは、鳥取県水木しげるロードで有名)や、

 

日本遺産認定の和歌山県湯浅町。

 

こちらは「最後の一滴」で、漫画と和食をPRしようということで(記事あり)、当日、お土産にも「たまり醤油」を頂戴しました。

 

そのほか、震災復興のシンボルのひとつにもなっている石巻にある「石ノ森萬画館」と、

 

石ノ森章太郎さんの生家がある宮城県登米市にある「石ノ森章太郎ふるさと記念館」の方々も参加されていました。

 

日本が誇るクールジャパン・コンテンツの漫画のミュージアムは各地にできています。

(やや不完全なデータはこちら。首都圏情報はこちら

 

 

 

私は、80年代後半に「デジタルコミック」をNECのPCエンジン「ロムロム」コンテンツとして発表しました。

(私が考えた「デジタルコミック」という名称はハドソンが商標登録しています)

 

コンピュータで漫画を描く人も珍しい時代に、デジタルな漫画の編集者として、世界でただひとり、

まさに孤軍奮闘した時代は、私にとっては黒歴史。嫌なことばかりしかありませんでした。

でも、そうやって苦労したことが、次の世代に確実に引き継がれていることは嬉しいことです。

 

日本の作家のみなさんたちが、心血を注いで創りあげた作品が、

多くの人に愛され、地域の活性化につながり、世界にひろがっていくために、

ふたつの協会の先生方や関係者のみなさまがご尽力なさっていることが嬉しく思えました。