さて、渋谷ウォッチングですが、
渋谷にはいくつか、有名な保育園や幼稚園、小学校、中学校などがあります。
有名というか、
昔からあるので、
昔から松涛在住のセレブなみなさまの子弟が通うというだけではあるのですが。
そこで、
そのあたりの事情通な方に、
たとえば今回の水道水のことや、東北地方の被災などについて、
小さいお子さんがいるお母さんたちはどのように思っているのか、
というインタビューをしました。
すると、答えは
ほとんど100%に違い人は関心なし
だというので、びっくりしました。
そもそもお金持ちはふだんから水道水なんか飲んだことがないし(と思っているし)、
食べ物だっていいものしか食べていない(と思っている)
だいたい、自分のことにお金をつかう以外に興味がある人はほとんどいない、そうです。
また、うちの大家母娘が典型なのですが、
親の教育のせいなのか、お金持ちのせいなのかわからないけれど、
自分のためにはいくらでもお金を使うけれど、親にもお金を使うことをしたくないので、
親がめんどくさんくなる(つまり高齢になる)と、さっさと施設にいれてしまって、
それに対して、親もまた「そういうものなのだ」と諦めるしかないと思っている・・・のだとか。
セレブの世界とは恐ろしいものだと思いました。
そういえば、私の知っているセレブマダム(そろそろ90歳近い)は、
若いころは自分で食事など作ったことなど1度もないと言っていました。
ご主人は元高級官僚です。
いまは高齢なので、大豪邸は人に管理をまかせて、手狭なところで暮らしているけれど、
「わたくしは食べ物のよしあしを見分けることができませんから、
お買い物は三越か東急の外商におまかせしていたんですが、
さすがに最近は紀伊国屋で買うこともあります。紀伊国屋なら間違いありませんから」だそうです。
そのセレブマダム、食品の安心安全などはぜーんぜん関心なく、
デパートやら紀伊国屋やら、「ブランドな店」に絶対の信用を置いており、
それ以外は、たとえ八百屋さんであっても、生産者であっても、なにも「関心なし」であります。
そんな人ばっかりの町なのかよー、と思うと絶望的になります。
神泉界隈は、セレブママが、よく子供の手をひいて歩いていますが、
見るからにセレブであるからといって、エチケットやマナーや、お品がよい、とは感じられないこともあります。
自分勝手ではよくない、と思うのは庶民の感覚なのだそうです。
インタビューをしてくださったマダム。
「私も、娘に、伊藤さんが社員にあれこれ言っているような教育みたいなものを一切せずに育てたから、そとの社会に出て暮らせるか、心配だわ」
そういえば、朝丘雪路さんとかも、どこの世界の方であろうと思いますが、
そんな感じでしょうか。
街づくりを考える、なんてことは、セレブには関係ない、となると、
セレブの集積地について考えるときには、住んでいる人(セレブ)そのもののことじゃなくて、
もっと違うことを考えなくちゃいえないってことですね。
そういえば、
私の周囲のセレブらしきみなさまは、
震災のあと、関西やら沖縄やら海外やら、
疎開なのかリゾートなのかたまたまなのかわかりませんが、
東京脱出組は結構います。
小さいお子さんがいらっしゃる方たちのご心配はいたしかたないとして、
還暦すぎた人たちがこぞって、いったい何から逃げているのだろう???
なんて思ったりもしましたが・・・・
東京は思ったより安全です。
特に渋谷はものすごく安全です。
先にも書きましたが、(いまのところ)停電も断水もありません。(申し訳ありません)
ところで、
私は、
渋谷で新しい産業がもっともっと生まれ、栄えていって、
たとえ小さなアパートでも、地方から上京した人たちが立身出世することが
日本再建につながると考えています。
成功して、地方に戻ってください。
成功するために、渋谷に来てください。
一応。言い訳めいて書いておきますが、
私は、インタビューした人のおっしゃることを、すべてまるのみ100%信用している、ということではなく、「はるほど、そういう意見もあるのだな」と思っている私です。
ほかのセレブの方たちにも、機会があったら、インタビューしてみます。
セレブのルール/榊原 節子
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有名というか、
昔からあるので、
昔から松涛在住のセレブなみなさまの子弟が通うというだけではあるのですが。
そこで、
そのあたりの事情通な方に、
たとえば今回の水道水のことや、東北地方の被災などについて、
小さいお子さんがいるお母さんたちはどのように思っているのか、
というインタビューをしました。
すると、答えは
ほとんど100%に違い人は関心なし
だというので、びっくりしました。
そもそもお金持ちはふだんから水道水なんか飲んだことがないし(と思っているし)、
食べ物だっていいものしか食べていない(と思っている)
だいたい、自分のことにお金をつかう以外に興味がある人はほとんどいない、そうです。
また、うちの大家母娘が典型なのですが、
親の教育のせいなのか、お金持ちのせいなのかわからないけれど、
自分のためにはいくらでもお金を使うけれど、親にもお金を使うことをしたくないので、
親がめんどくさんくなる(つまり高齢になる)と、さっさと施設にいれてしまって、
それに対して、親もまた「そういうものなのだ」と諦めるしかないと思っている・・・のだとか。
セレブの世界とは恐ろしいものだと思いました。
そういえば、私の知っているセレブマダム(そろそろ90歳近い)は、
若いころは自分で食事など作ったことなど1度もないと言っていました。
ご主人は元高級官僚です。
いまは高齢なので、大豪邸は人に管理をまかせて、手狭なところで暮らしているけれど、
「わたくしは食べ物のよしあしを見分けることができませんから、
お買い物は三越か東急の外商におまかせしていたんですが、
さすがに最近は紀伊国屋で買うこともあります。紀伊国屋なら間違いありませんから」だそうです。
そのセレブマダム、食品の安心安全などはぜーんぜん関心なく、
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それ以外は、たとえ八百屋さんであっても、生産者であっても、なにも「関心なし」であります。
そんな人ばっかりの町なのかよー、と思うと絶望的になります。
神泉界隈は、セレブママが、よく子供の手をひいて歩いていますが、
見るからにセレブであるからといって、エチケットやマナーや、お品がよい、とは感じられないこともあります。
自分勝手ではよくない、と思うのは庶民の感覚なのだそうです。
インタビューをしてくださったマダム。
「私も、娘に、伊藤さんが社員にあれこれ言っているような教育みたいなものを一切せずに育てたから、そとの社会に出て暮らせるか、心配だわ」
そういえば、朝丘雪路さんとかも、どこの世界の方であろうと思いますが、
そんな感じでしょうか。
街づくりを考える、なんてことは、セレブには関係ない、となると、
セレブの集積地について考えるときには、住んでいる人(セレブ)そのもののことじゃなくて、
もっと違うことを考えなくちゃいえないってことですね。
そういえば、
私の周囲のセレブらしきみなさまは、
震災のあと、関西やら沖縄やら海外やら、
疎開なのかリゾートなのかたまたまなのかわかりませんが、
東京脱出組は結構います。
小さいお子さんがいらっしゃる方たちのご心配はいたしかたないとして、
還暦すぎた人たちがこぞって、いったい何から逃げているのだろう???
なんて思ったりもしましたが・・・・
東京は思ったより安全です。
特に渋谷はものすごく安全です。
先にも書きましたが、(いまのところ)停電も断水もありません。(申し訳ありません)
ところで、
私は、
渋谷で新しい産業がもっともっと生まれ、栄えていって、
たとえ小さなアパートでも、地方から上京した人たちが立身出世することが
日本再建につながると考えています。
成功して、地方に戻ってください。
成功するために、渋谷に来てください。
一応。言い訳めいて書いておきますが、
私は、インタビューした人のおっしゃることを、すべてまるのみ100%信用している、ということではなく、「はるほど、そういう意見もあるのだな」と思っている私です。
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