私の会社は零細企業なので社員募集などしていないのだけれど、ときどきお問い合わせしてくださる方がいる。
 ただ、多くの大学生は「シュウカツ」は単なるルーチンワークで、ましてやうちの会社などは超ド零細なので、本気で仕事をしたいなんていうことはちゃらちゃら考ていないと見受けられる。
  だからといって無視するわけにはいかないから、一応お返事をさせていただく。

・弊社は零細企業なので募集もしていないし、幸か不幸か入社試験もない。当然シュウカツの方に配布するような資料もない。
・弊社の入社するつもりはなくても、業務に関心があるのであれば、インターンシップの受け入れは検討できるが、「即戦力」になるまではノーギャラでもいいという覚悟で望んでほしい。
・編集制作アシスタントは募集しているが、仕事は楽しいが過酷。しかも、低賃金。体力勝負。
・本気でやる気がある人しかいらない。
・弟子入り希望は、丁稚奉公のつもりであれば受け入れる。

 まあ、こんなキビシイ現実歴なお返事をさせていただくのだけれど、お礼が返ってくることはめったにない。
 問い合わせに答えているのだから、「ありがとうございました」くらい返信するのがマナーというものだ。

 マナーといえば、メールで問い合わせをしてきて、名前も名乗らず、住所も書かない人がいる。
 しかし「名前も名乗らない」失礼な人は、シュウカツ中の大学生だけではなくて、社会人でも増えている。
 SOHOの人で「仕事紹介してください」系の人。もしかして実力ややる気はあるのかもしれないけれど、売り込みしたいのなら、きちんと所在を明らかにしてくださいね。

 私はといえば、このブログを通じて、これまで以上にいろいろな方と知り合う機会が増えている。
 先日はノブヒロ社長にもお会いできたし(ああ!マナーのことを書いておきながら、自分自身が不義理をしてることに気づいた私!&サンキュ、ぱぱらび)、山形つながりのベンチャー社長にも会えたし、23歳の注目社長三浦さんともメール交換させていただいた(嬉しい!)
「久しぶり」というメールをいただき10年前の仕事関係が再復活しそうだし、「六本木の社長」とはがしがしとコラボ体制ができあがりつつある。
 
 1通のメール。されど、1通のメール。

 メールで拡がる可能性は限りないし、また、メールであるからこそ、その人の品性がわかる。