祖母の葬儀も無事終わり、新しい年のブログを再スタートします。
 ご心配いただきましたみなさま、ありがとうございました。

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 さて、改めて「就職活動」のトラバ企画「リクルートスーツ」について。
「一張羅」という人もいれば、ブランドで決める人あり。
「パーフェクトスーツカンパニー」上下3万円、高額に驚いた人あり。
 って、あんまりトラバ企画、盛り上がってない?

 シュウカツというよりは採用側にいる立場として、私もリクルートスーツについて考えてみた。

 マジメな会社に行くときは、基本はダークスーツ。
 しかし、色よりもなによりも「素材」と「仕立て」がポイント。
 ブランドにこだわる必要はないが、いいもののほうがパリッとする。
「ブランド」と呼ばれているものでも輸入ものとライセンスものがあるが、私の知る限りではライセンスもので国内仕立ての外国製ブランドはGOOD。
 高級なものでも、オーソドックスなデザインを選べばどこにでも着ていけるので、最低一着はよいものを選んでほしい。

 安物の、見るからに「リクルートスーツ」というのは、「私は新人で、仕事はあんまりできません」という看板になってしまっていることがある。
 男子の場合、髪がきちんとしてないうえに、スーツが似合わないと、安いホストクラブの新人みたいに見えて、「コイツと話してもダメだろうなあ」という雰囲気が120%漂っちゃったりする。
 自信がないならなおさら、服くらいはバリっと決めよう。

 女性の場合は、わざとダークをはずして「派手な色で目出つ」のもいいんじゃないかと思う。まあ、職種にはよるけれど。
 真っ赤なスーツや、ピンク色なんて着て行った日には(よくも悪くも)印象に残ることは間違いない。
 そのくらいの冒険をしても採用してくれないような会社は「こっちから払い下げよ」くらいに思うくらい、元気な女の子がいてもいいんじゃないかなあ。

 話は戻るが、スーツ以上に気を配るべきポイントがいくつかある。

 まず、ヘアスタイル。
 男性は、長髪やボサボサはNG。「爽やか」「好青年」「清潔」な印象になるように。
 あと、最近、眉を整えてるコがいるのだけれど、これも(たぶん、ふつうの会社のイメージでは)NG。
 女の子も「目に髪がかかる」スタイルや、巻き髪、極端なカラーリングはやめたほうがいいと思う。
「そんなのアタリマエじゃない」と思うかもしれないけれど、案外、アタリマエじゃないシュウカツ生(?)もいる。
 しっかり鏡を見て、外見チェックからはじめてほしい。
 
 さて、ヘアスタイルもいい。服装もいい。
 となると、次は靴、じゃなくて、「話し方」と「立ち居振舞い」

 話し方のポイントは「目」の動き。
 相手を見るときに、ちょっと目を大きめにして見開くと「私はあなたに関心があるのよ」というアピールができる。(やってみて)
 きょときょとしないこと。ゆっくり話すこと。
 
 極端な例でいうと、民間から嫁いだ雅子さんの話し方は早口で落ち着きがなく品性に欠けるように感じるが、内親王清子さんの話しぶりはおっとりとして「いかにも(皇族)」という高貴な感じ。
 攻撃的なビジネスの現場にいるときは雅子さんタイプでもいいかもしれないが、相手に信頼感を植え付けたいとき(面接とか)では、ゆっくり、落ち着いて話すほうが好感度がある。
 日頃早口の人は、面談の際はちょっとゆっくりめに話してみよう。
 さらに、小さいことで言えば、「ネイルアート」は控えめに。
 指輪はやらないほうがいいし、時計も華美なものは身につけないほうがいい。
 
 上記はあくまでも私の意見だが、私は「自分らしさ」をアピールできる服装=リクルートスーツであると考えている。
 就職した暁にはどんな容貌でもファッションでもいいけれど、門戸を開いてもらうまでは「外見」こそが「判断される基準」である。
 華美すぎてはダメ。でも、地味すぎるのもダメ。
 クライアントに合わせて、匙加減を、調整すること。

 ところで、サイトで見つけた「ファッション熱中度」チェック。
 熱中していればいいってものじゃないけど。
 私は「軽くベストジーニエスト賞」だって。・・・ホリエモン・クラスということ?