クレディセゾン林野社長の新著「運とツキの法則」、
とても勉強になりました。
林野社長は私の知る中で最も麻雀が強い社長
のひとりです。
「運」や「ツキ」が仕事にも厳然と存在している
ことに異論のある人は少ないと思いますが、
副題に「誰も教えてくれなかった」とあるとおり、
責任ある立場の人が、仕事をゲームのように
例えて解説するのは不謹慎に感じるためか、
そのような本は少なかったのではないかと思います。
本著では「運」や「ツキ」の存在をまず認め、
「流れ」を主体的に捉えて見極める方法を
解り易く教えてくれてます。
本文より
究極の運とツキをつかむには「情熱」以外にない
論理や合理性だけで正しい答えが出るわけではない。
流れで物事を見る。
自分に流れがきていないときに、けしてへこたれてはいけない。
「ツイている人に乗れ」は正しい。
真っ向勝負でしか流れは呼べない。
結局、努力した人にしか運は訪れないけど、
しかし、努力をすれば成功する訳ではなく、
プラス流れを読む勝負勘の必要性を以前から
私も感じてました。
例えば、ものすごく真面目に働いていたとしても、
勝負勘の悪い社長のしたで働いていたら
社員も可愛そうです。
経営者は、合理的に論理立てて考えたり、
真面目に努力するだけではまだ足りなく、
勝負勘を磨く努力も必要なのではないかと思います。
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