連載中の雑誌「KING」。
若者から送られてくる起業プランを、共に
サイバーエージェントを創業した日高と吟味している。
本日行われた取材中・・・・・
インターネットのビジネスプランを分厚い資料に
ものすごく細かく作り込んでいる人がいた。
それだけに、相当思い入れが強そうだ。
絶対うまくいくと信じ込んでいるように見える。
目の付けどころはいい。
でも我々の勝手知ったる分野。
問題点がいくつも浮かんでくる。
このままスタートすれば瞬く間に行き詰るだろう。
①若くて経験が少なく、
②新しいか、成長しているか、変化している分野かで、
③良いところに目の付けたら、
後は、柔軟性とスピードとバイタリティでなんとかなる。
当初のビジネスプランに拘らず、やりながら形を変え
成功に突き進んでのがお勧めです。
拘りや思い込みが強いと危険だと思います。
その後・・・・・
「鳥人間コンテストに出場し、12mで墜落しました」
という経歴の方がいた。
紙に書いたビジネスプランは、鳥人間コンテストのよう。
(絶対遠くまで羽ばたける)
計画段階では皆そう思い込んでしまう。
でも大半のビジネスプランは実際にスタートすれば、
あっという間に墜落してしまうのです。