2月が終了しました。


月末の風景


棚を抱え込むように、最後のお願いをしているところ。




いろんな理屈ぬきにして


これはこれですばらしいことだと思います。


営業チームの数字も良かったところが多く思います。



いかん、いかん


また営業会社のイメージが前に出て強くなってしまう。。。




もうひとつ、月末になると


いくつかの退職あいさつのメールが来ます。



会社の母数が増えるにつれているので

グループ社員が増えると必然的にその数も増えていくものですが


いろんな思いが交錯して


なんとも言われぬ感覚になります。



これはいつまで経っても慣れないものです。



・やりたいことのできる組織ではなかったのだろうか。


・もっと結果のでる環境を作ることはできなかったのだろうか。


・なぜ石にかじりついても頑張らなかったのか。


・会社の成長についていけなかったとしたら、教育の方法は?


・これまで頑張ってきて、これからという時なのになぜ?


・この例を活かしてこういう制度を作ろう。


・未然に本人と話しができたら何か変わらなかったか。でもそれでは、組織力とは言えないな。


・これからの人たちで成長させていくので新しい組織を考えなければいけない。


・入社して何年もなるのに一度も仕事の話をしたことがなかったなあ。


・成長させる会社なので万人に適した組織ではない。


・この組織が成長していく糧になるだろうか。



・・・など、いろんな思いや考えが浮かびます。



ゆえに送別会はあまり得意ではありません。



もちろん寿退社のようなハッピーなものも数多くあります。


会社で働いている人みんなを幸せにしなければ!という浪花節はなく


個人と会社のウェットな関係もダメだと思っています。



組織として会社として、まだまだ成長の余地があると考えることもできます。


しがらみや馴れ合いは嫌いですが


成長とか経済合理性だけでは片付けられない思いも沸いてきます。



んー、うまく説明のできる似たような感覚がありません。



とはいうものの


落ち込んでいる訳ではなく、事業が立ち行かない訳でもありません。


そんな暇もなく、すべてをひっくるめて大商いの3月がやってきます。


相撲で言うと気合充分です。



この感覚と試行錯誤は


会社経営とは切っても切り離せず、永遠に続くことだと思います。


私も組織も会社も事業も「強く、大きく」したい、とまた思いました。




題名とエントリーの中身が精進めいたものになっているのは


バガボンドの最新刊を読んだ影響からだと思います。。。にゃむ。