今日は1月の締め会がありました。



各事業、数字が良かったり悪かったりでしたが


1月の結果数字一覧をみていて


ひとつ気づいた事をみんなに話しました。



達成または伸びている事業部は


立ち上げて1,2年以内の比較的小さな事業ばかりでした。



大きな予算をもった大きな組織には勢いがみられませんでした。



小さな組織の立ち上げは一人何役もやらなければいけないし


個人の責任感や当事者意識も強くなります。


この仕事をやるのは自分だ、という気も張るので


ハマれば結果もでやすく、成長も早くなります。



一方、大きな組織の大きな事業は


同じ仕事を何人もがやるので


なんとなく安心してまう部分もあるんだと思います。


分業も進んで、自分の仕事だけをみてしまいがちで


全体像も捉えづらくなります。



大きな組織で事業を成功させるのは立ち上げとはまた違った


方法とスキルが必要で、立ち上げとは違った難しさがあります。


組織を機能させなければならないし、組織全体に浸透する


程よい大きさのビジョンも必要です。



かつ、


小さな組織にも負けないスピードで事業を展開しなければいけません。


組織を機能させるために管理職を置くと言った「マネジメントコスト」


もバカになりません。


(「マネジメントコスト」については、また改めて書きたいと思います。)



そうこうしているうちに、小さい組織にいた時は成長できたけど


大きな組織に入ってからのパフォーマンスと成長が鈍る人が


でてくるかもしれません。



それは一種の大企業病で


企業にとっても、個人にとってもすごくもったいないことだと思います。



社長の藤田もよく言いますが


当社は社員が頑張ってイチから事業を立ち上げ、事業を大きくして、


自分も成長していくというスパイラルが成長の勝ちパターンなので


もし、大きな組織になって成長がとまってしまうとすると大問題です。



小さな組織を何百個も積み重ねて会社を大きくするのは


とても非効率です。



21世紀を代表する会社にするためにも

もっと大きく組織で大きな事業ができるようにすることが不可欠です。


大きな組織でも個人の成長、パフォーマンが最大化する組織作り、事業作りを


もっと考えなければいけないと思いました。



どんなに大きな組織でも自分のミッションとパフォーマンスを常に意識すること


がとても大事だと思います。


それは


「自分に任されてる大事な仕事はこれで、あの仕事は自分がやったんだよね。」


と、言えるようにしておくことだと思います。


「しかも、それは自分にしかできないね。」


と言えればいうことはないと思います。



それは営業であろうと制作であろうとバックエンドであろうと同じです。


シンプルなことですが、組織が大きくなればなるほど難しくなると思います。


ぼんやりとしている人は上司にトコトンまで聞くべきです。



私の就職活動時代の話です。


OB訪問にいった大手アルコールメーカーの方が


ずーっと、会社の理念と創業一族の偉業とどれ位会社がすごいことをやったか


という話をして、話が終わってしまいました。



真面目に勉強もしていないクセに生意気だった私は


「で、あなたは何をしたんですか?」


と言ってしまいました。。。


何と答えられたかは忘れましたが、


OBの方を大層怒らせて、もちろん先の面接には進めませんでした。


若気の至りです。たいへん失礼しました。。。



大企業だからというより、個人の問題かもしれませんし


会社に対するロイヤリティーの高さだったのかもしれませんが


それから大企業に就職するのはやめようと思いました。



ここ数年、新卒の役員面接をしていて、学生の方から


「CAの社員は自分でこんな仕事をしている。


シンドイけど充実していて楽しいよ。と目を輝かせて話してくれます」


という話をよく聞きます。



面接上の話だとしてもうれしい話です。



会社が大きくなっても


そういう文化が続くことが当社の成長のカギだと思っているので


気を引き締めて、大きな組織で成長していきたいと思います。




※前回のブログ、初めて携帯から書きましたが好評でした。


熱唱しているのは天体観測@バンプオブチキンでした。