先日のブログ の続きです。


ある部署の数字が悪かったので、その原因を把握して


策を練るために年末年始で多くの営業メンバーと話をしました。



事前に私の感じている問題意識を伝えてひとりずつとmtgしました。


結果、みんなが率直に話をしてくれてとても有意義だったと思います。


来週にはその意見を基にした施策がスタートできると思います。



実にさまざまな問題点と施策案が聞けたのは良かったのですが


一方で


何故、日常からそういう案がでてないのだろう?と思いました。



日常の業務の中でのリアルな、生々しいコミュニケーションが足りていない。


と感じました。


感じたことを率直に言えていない印象を受けました。



例えば、媒体を作る人と売る人がいて


売る人が新しい広告商品ができた時に


「これは市場ニーズと合ってないから、正直売れそうにないな」


と思ってもそれを作る人に伝えない。


というようなことです。



リアルなコミュニケーションを避けて、


別の「売れる商品」を売ってしまうのです。


作る人は


一生懸命つくった商品を売ってくれない。コメントもない。


という溝を感じてしまうかもしれません。



「なぜ売れないのか?」営業現場のリアルな意見がなければ


次も市場性のない商品がでてきてしまうでしょうし、


そうなったら


売る人も、「また売れない商品なのか・・」という


ストレスにつながる可能性があります。



そういったことを続けているうちに


デフレスパイラルにはまっていきます。



リアルなコミュニケーションをするために大事なことは


「大きな目標は同じ」


という前提を忘れないことだと思います。



営業を売るところ、制作は作るところ


それぞれの役割を追求していっても、同じ目標に向かっていると認識すれば


問題の押し付けあいや、遠慮でなく、リアルな意見が言えるはずです。


そうすれば大概のことは解決できるし、スピードもあがると思います。



それでも解決できなかったらどんどん上司に相談すればいいのです。


遠まわしに伝えずに、できるだけ自分の感じたまま率直に、が大事です。


同僚でも上司に対してでも。



先のmtgの中でこんな意見も聞きました。


「数字が達成していないので、自分の考えたことが言えず


上司の言うとおりにしなければと思っています」



それではダメです。


結果、上司の案になったとしても自分の感じていることを


リアルに伝えることはとても大事です。


なぜなら、上司とも「大きな目標」は同じなので。



とはいっても


リアルなコミュニケーションは、言うは安しですが、


とても難しいことなので、私自身も常に心がけていきます。