ある主人が召使い3人にそれぞれお金(タレント)をあげて旅にでました。


召使Aは5タレントもらってそれを元手に5タレント稼ぎました。


召使Bは3タレントもらってそれを元手に3タレント稼ぎました。


召使Cは1タレントもらって使ってしまうともったいないので


無くなることを恐れて土に埋めて貯金しました。



旅から帰ってきた主人は、AとBは褒めて


Cの取った行為には怒ってタラントを取り上げてしまいました。



才能を意味するタレント(タラント)の語源は


こんな感じの聖書の話だったと思います。


私はクリスチャン系の学校だったので倫理の時間に


こういういろんな話を聞かされました。


その中でもこの話はよく覚えています。


中学生の時は才能の使い方って難しいなあと思っていました。



しかし


今の発想の視点は違っていて、Cがタレントを発揮することができる


環境はどういうものだろうかと考えます。


Cが自分のタレントを土に埋めてしまわないような組織作りということが


私の仕事だと思っています。



もしかしたらこの主人は絶対にミスを許さない人なのかもしれないし。


口では「どんどん挑戦しろ」 といっておいて。


自分では気づいていないのかも。


組織で結構ありそうな話です。


Cがリスクを必要以上に恐れてしまうマネジメントをしていたのかも。



グループ全体で見ると1300以上のタレントがあって


私の目だけではどうやったってすべて見れないので


そのタレントが埋もれてしまわないような


環境づくりが大事だなあと思います。



と、何故にそんなことを思ったか。



忘年会も終盤戦で、今日はメディア事業本部の忘年会がありました。


その部署は3事業部が合併してできた事業部で、初の大規模飲みでした。


最初は何となく硬い感じの飲みで(すぐに大騒ぎでしたが。。)


カラオケが始まった辺りからようやくみんなで盛り上がり始めました。



すごい組み合わせのデュエットの後に


入社半年の媒体営業のS君が上着を脱いで歌い始めました。


それで、みんな一気に大盛り上がりの絵になりました。



私自身、S君と話したことはほとんどなく、


今日がほぼ初対面で、一見大人しめな風だなと思っていたのですが、


少々大げさに見ると


S君のOrenge Rangeでみんな一体化していました。


それを見ていて、私の知らないタレントがあるんだなあ、


ということに少し感動しました。



仕事の場面でも同じことが、もっとあるだろうなと思いました。


おそらくはS君、仕事でもタレントを存分に発揮してくれていることでしょう!

( ̄ー ̄)


カメラを向けたら、周りの人に


「見苦しいのでブログにアップしないでくださーい」


と制止されて満足な絵がとれませんでした。。。





他にも多くの人といろんな話ができたりで


発見もあった良い忘年会でした。



それもしても、この聖書の話の召使Bは必要だったのかな。。。