今日は本当に久しぶりに一人でゆっくりしました。


「男はつらいよ」が届いたのでそれを見て、


ちなみにリリーが登場する回です。


ほのぼの泣けます。


それから


ずっとテレビを見てました。


私はまんがとゲームとテレビで育ちました。


最近は時間がなくてテレビはあまり見てませんでしたので


こんなにテレビを見ていたのも久しぶりでした。


ゆずのスペインの旅をみて


行ってみたいなと思い


女子ゴルフ中継を見て


たまには練習にいこうかなと、思ったりしてましたが


結局グダグダと家にいました。



日本テレビのVOD事業


(ビデオ・オン・デマンドの略で


見たいときにいつでも好きなコンテンツが見れるサービス)


第2日本テレビの宣伝番組の中で


松本人志が新コントをこの第2日本テレビ


にを提供する、しないの話をしていました。


pay per view


スカパーやディレクTVが登場した時に


新しいビジネスモデルの説明で盛んに使われた言葉です。

見たい番組に対してユーザーがお金を払う。


タイソンが何十億というファイトマネーを


もらえるのはペイパービューがあるからだと


聞いたことがあります。



理屈にかなったビジネスモデルなのですが


日本で一大イベントが有料放送になったというのは


聞いたことがありませんね。


すいません、衛星放送ビジネスについて話がしたいわけではなくて。


その松本人志と有名プロデューサー土屋氏との話の中で


土屋氏が


「松本人志の新作コントを見たい人間が100円払って100万人


見る、みたいなことがこのVODのビジネスのイメージなんだ」


みたいなことを話していました。



確かに、第2で松本人志のコントはキラーコンテンツで分かり易い。


また


1万円ライブや観客がコントをみた後に自分で料金を決めて


帰りに払うという形式のイベントをやっていた松本人志には


刺さる企画なのでしょう。決まってました。



その話の中で松本人志が


「金払わんと、客も真剣に見よらんでしょう」


と言っていました。


それを聞いて、私がインターネット広告の


営業をしている時のことを思い出しました。



当社がインターネット広告事業を始めた当時は


今よりもネット広告はマイナーな存在で


初めてネット広告を行うクライアントがほとんどでした。


インターネット広告の営業をしている私達も


それぞれのクライアントにあった広告手法を


手探りで、且つひとつひとつ手作りで


より効果の高い広告が何かを模索していました。



期待以上の効果があがる時もあれば


全くダメなこともあります。


どちらかというと


初めての取り組みは期待する効果がでないことの方が


多かったように思います。



私は広告の提案をする際、できるだけ大きな予算で


提案するようにしていました。


一番大きな理由は


クライアントに本気になってもらうため


でした。



当時、海のものとも山のものとも分からないネット広告は


今よりもずっと手法が確立されていなかったので


クライアントもおっかなびっくりでした。


少しの金額で広告をすると


もしうまく行かなかった時に損害は少なくて済むと


いう消極的な見方もできますが


次回、ネット広告やクライアントのネットビジネスに取り組む


のはいつになるか分からなくなってしまいます。


実際次はなかなかありません。



ネット広告を任せてもらうということは


クライアントのネットビジネスも一緒に作っていくことだと


思っていましたので


目の前の受注をもらうだけでなく


その先にクライアントのネットビジネスが成功することを目的においていました。


いい提案ができてその結果うまくいけば


大きなビジネスとなって、長いお付き合いができることになります。


大きな売り上げ目標もありましたが、


少しでも市場を大きくしなければという勝手な使命感も


あったと思います。


ネット広告の大きな可能性を信じていました。


結果を恐れて、より少ない額で発注をもらってこようとする営業マンには


「結果がでないことをクライアントより私達がビビッてどうするの?


そんな姿勢では成功するはずがない。


それと、営業が自分である必要はないよね」


と、クライアントに踏み込む勇気をもつように話しました。


社長は


「営業はクライアントを励ます存在でなければいけない」


と言っていました。



クライアントのビジネスを外から応援して盛り上げて


一緒に解決策をさがして成功させなければいけない。


ということだと思います。



そうやって大きな予算をもらって、クライアントが腹をくくって頂いたら


必然的に私達はそれ以上に腹をくくって結果にコミットしなければいけません。



あの手この手をつかって出した結果で初めて営業として評価されます。


大きな予算以上の結果を最終的に出せるのが良い営業マンだと思います。


また


クライアントのビジネスの核心に触れる経験を経て


営業の醍醐味も知ることができ


自分自身も成長することができるんだと思います。



私はダメダメ営業マン時代があったので

(どれ位ダメだったかは渋谷ではたらく社長告白に書いてます)


踏み込めない気持ちがよく分かります。



が、今はいろいろ経験した職種の中で


営業が一番面白い職種だと思っています。



当社のようなネット業界の当事者だけでなく


ネット広告の可能性に期待して


大きな資金を投じて頂いたクライアント企業があって


今の多くのネット広告手法と市場があるのだと思っています。



ネット広告の需要はまだまだ拡大中で


クライアント企業の数も増えています。


当社も数多くの媒体をそろえ、ネット広告の手法も多様化していますが


これからもクライアント企業と一緒に


一歩踏み込んで


私達が責任をもってネット媒体、ネット広告を進化させなければ


いけないと思いました。


ネット広告事業に関わる皆さん頑張りましょう。



第2日本テレビ、正直今日始めて知りました。


「ネットとテレビの融合」


という今もっとも流行のキーワードを体現する事業です。


松本仁志の新作コントは楽しみです。


ちょっと見、


ネット的な事業っぽくはないですが、


この辺りの、私の感覚の


「ネット的な事業」についても


また書きたいと思います。