栃木・茨城・福島の三県にまたがる八溝山の山頂直下から東方向の茨城県塙町真名畑（まなはた）までの峰越林道「真名畑ー八溝線」ですが、ここは2013年頃からがけ崩れで通行不可と成っていました。

最近インターネットの林道掲示板に通行できるようになったと言う情報が掲載されたため偵察してきました。

標高約１，０００ｍの山頂駐車に自動車を止めて、自転車で支線林道との分岐T字路（標高約５００ｍ）まで往復しました。

熱中症警戒が出てはいましたが標高１，０００ｍはさすがにそこまで暑くは有りません。でも水分は定期的に取るよう注意しました。

八溝山は熊はいないと言われていましたが最近目撃情報があったので熊除けの鈴も持ってきました。

山頂側の林道入り口。ゲートは有りません。

上の写真で奥に見えている標識。

通行止めです。期間は令和8年3月まで。今年は何年でしたっけ・・・。一応開通させる意思はある様です。

以下林道の様子をUPしますが、順番は下部（標高５００ｍ）の支線林道とのＴ字路側から山頂に向かってとなります。

支線林道とのＴ字路。真名畑は左方向で支線林道は写真の右側に続いています。

ここは広場の様になっているのでこちらに自動車を置いて頂上まで自転車で往復と言う事も出来そうです。

幟が立っていました。

支線林道の先に有る「鬼ヶ煩（おにがづら）」と言う山に弘法大師がお不動様を祭ったと伝わる祠が有るそうです。

崩落個所の復旧状態

工事終了後２～３年は経っているようです。私が前回偵察したのは2019年の8月だったのでその後すぐに工事が行われたようです。

2015年4月に行った時の写真。

大規模に崩れていました。

現在の林道の状態は通る車も無いので雑草が繁っています。

この写真の辺りが一番草が多い所なので”藪漕ぎ”とまでは行かずに走れます。

その他の部分は大体こんな感じです。砂利は細かい砕石がまかれていて急こう配の所は後輪がスリップするので走り辛いですが、全体的には快適なグラベルロードです。

細かい事ですが、一番上の写真では自転車の泥除けに反射板が付けて有りますが、仮止めで両面テープで止めてあるだけだったので外して走りました。

二か所あったがけ崩れの小規模の方も綺麗に直っていました。

こちらは路面もコンクリート舗装されていました。

林道が「入山（標高９３１ｍ）」を巻く辺りに車止めが有るので四輪車は通行できません。

ここは結構雑草が繁っている方の場所です。

道路を横切る排水溝

こんな所も有るので要注意です。

と言う事で走り抜けは可能でした。数少ないグラベル林道が復旧したのはうれしい事です。

但しまだ通行止めなので行かれる方は十分注意して自己責任でお願いします。

林道真名畑八溝線