恐怖への階段 | ママの人生山あり谷あり

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では、さっそく続きです↓↓↓



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久しぶりに届いた彼からのメール。
別居してからほぼ2ヶ月近くが経っていました。



ドキドキしながら開きました。





お久しぶりです。みんな元気に過ごしていますか?〇〇(3女)と会いたいと思い連絡してみました。土曜日か日曜日で会える日があれば連絡ください。




そこにはこう書かれていました。
3女は彼の実の娘です。あの日(私の心が軽くなった日)以来、彼は実の娘にも愛情なんて無かったんだと思っていたので彼の方から会いたいと言ってくることはとても意外でした。



そして意外に思うと同時に突然そんな事を言ってくるなんて…
やっぱり家族が大切だって気づいたのかな…なんて考えたりもしました。
もし、私を愛していなくても…愛しい娘のためなら彼は変わってくれるのかもしれない…
そんな思いから私は彼からの面会を受け入れることにしました。





そして直近で会える土曜日を指定しました。





スケジュールは…昼前頃、彼に娘を迎えに来てもらい、そこから娘と遊びに行き夕方には家まで送ってもらうというものにしました。
シンプルですが2人でゆっくり時間を過ごしてもらいたかったのでお昼ご飯の前に連れに来てもらうことにしました。

私は久しぶりに一人の時間が持てることになったので(当時3女はまだ2歳になったばかりでした)前から行きたかった滝を見に行こうと思っていました。疲れた身体にマイナスイオンをたっぷり浴びてリフレッシュしたかったからです。
滝までは車で1時間ほどでした。ぼーっとしてる頭で(当時は万年寝不足だったので…)運転は危ないからと友人が運転手をかって出てくれました。なので、甘えさせてもらうことにしました。




そしていよいよ面会の日。
朝からなんだかソワソワしていました。




2ヶ月ぶりに会う彼。




彼に会ったら今日までの努力の全てが一気に流れてしまいまた辛かった現実へと引き戻されるのでは…との不安もありました。



大丈夫!私はもう流されたりしない!



何度も自分に言い聞かせながら彼との約束の時間を待ちました。
そしてメールが届きました。



着きました。



私は3女を連れて彼の車のそばへと向かいました。
2ヶ月ぶりに会う彼は元々細かったのですが更に少し痩せていました。そして不倫女と密会に使っていた車は売られ一回り小さな車に替わっていました。





私     「久しぶり。今日は〇〇(3女)をよろしくね。」





そう言って娘の荷物を渡しました。まだ幼かったので着替えや紙オムツなどを入れたリュックです。荷物を渡すと彼から意外な一言が返ってきました。





彼     「え?〇〇(私)は一緒に行かないの?」





離婚を前提に別居。私の顔など見たくないと言い放ち不倫女の元へ去った彼。娘を遊びに連れていきたいと言われた時、当然娘と2人でだと思っていた私はびっくりしました。




私     「今更、普通の家族みたいには出来ないよ。私の気持ちがついていけない…」




彼     「〇〇(3女)の両親には変わりないから別に一緒に出かけてもおかしくないでしょ?」




私の決意を揺るがすかのように食い下がる彼。





私     「無理だよ。一緒にいると辛くなる。それに私今日出かけるとこあるから。」




彼     「出かける?誰と?どこへ?」




私     「そんな事を聞いてどうするの?関係ないでしょ?」




彼     「俺に言えないわけ?」




私     「私がどこで何しようと関係ないじゃん。約束の時間があるからもう準備して行くね。〇〇(3女)の事よろしくね。」







私は半ば強引に彼との話を終わらせ、家の中へ戻りました。
そしてここから私は彼に対して恐怖を感じる事になるのです…