オルル。 | 渋沢一葉オフィシャルブログ by Ameba

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2013年11月20日。



【オルル】が、亡くなりました。



リスザル。



2年前のクリスマスに、私の子供になった。
自分への最高のプレゼントだった。



色々なペットショップに、何度も通って
沢山のリスザルを見た。



生まれつき、体が弱かったオルルは、
産まれてすぐに、ヘルニアの手術をしていて、思い返すと、他のリスザルに比べても、少し小さかったな。



そんなオルルは、甘えん坊で臆病で、
おしゃぶりが好きで、オムツをした男の子。





リスザルは、トイレを覚えられないから
「オムツ」をしなくちゃいけない。



「オムツ」に、馴れるまでは大変だったなぁ。


自分で取って、イタズラしたり、
嫌がって、何度も噛まれたこともあったけど、馴れてからは「取り替えて~」って、
足を広げてアピールしたりしてたなぁ(笑)



お風呂も同じ。


最終的に、お風呂大好きになって
「ごくらく~」って表情が可愛かった。





オルルは「急性膵炎」で、亡くなりました。



亡くなる、2、3日前位から、
少し寒そうにしていたので、何件か動物病院に問い合わせてみたら

「温めてあげて。様子を見て。」


と、言われて、湯タンポしたり、
カイロ入れたりしたけど、やはり寒そうで。


リスザルは、飼っているのが少なく
特殊なので「うちは専門じゃないのでわからない。」と、断られることが多かった。



亡くなる前の、丸1日は、寝ないで看病して、朝一で動物病院へ。



2件断られれて、3件目。



そこも断られたんだけど、必死にお願いしてなんとか見てもらうことができたのですが、その時にはかなり衰弱していた。



すぐに、酸素室に入れると、少し動きが活発になり、ホッとしたのですが…



注射をしたあと、容態が急変して
そのまま。



最後まで、私の手をずっと握っていました。


私を見ていました。



何度も名前を呼んだ。
周りが見えなくなるほど、泣き叫んでた。



でも。。。



「ピーーー」っと、心拍数が0になっても
受けとめられなかった。



「ごめんね」って感情しかなくて
自分を責めて、責めて責めた。





オルルは、幸せだったかな?



もっと、もっと、してあげたかったことが
沢山あった。



もっと、もっと。



朝起きて、オムツ取り替えて、ご飯あげて…
家に帰ったら、オムツ取り替えて、ご飯あげて、抱っこして…

オルル、抱っこしながらDVD見て…

寝る前「オルルおやすみ」って言ったら
「ピー」って、返事してくれた。


ペットってよりも、子供に近い世話だったし、家で待ってくれてる存在が、本当に大きかった。



本当に。



冷たくなったオルルと一緒に寝た。



布団が好きで、たまに小屋から脱走して
朝起きたら、布団の中にオルルが居て
びっくりしたこともあったなぁ~なんて。



もっと、こうして
一緒に寝てあげればよかったね。





日曜日。



オルルのお葬式をした。



ペット葬儀。



お坊さん呼んで、火葬して、骨を拾って、
骨壷に入れて、戒名ももらった。



ペットって感覚が無かったから
人間と同じ過ぎるお葬式に、違和感は無かった。



姿が無くなって、死を受けとめることが
少しだけ出来るようになりました。



家に帰ると、やっぱり寂しくて
考えてしまうけど、



仕事行く前にいつも、手を握ってエールを
くれていたオルル。



いつまでも、こんなんじゃ
オルルに、怒られちゃうしね。



頑張るね。



2年。



短すぎる命でした。



オルルは幸せだった?



私は、オルルが居てくれて幸せだったよ。



支えてくれてありがとう。


沢山のことを、教えてくれてありがとう。



「もっと、優しくしてあげたかった。」
「もっと、あんなことしてあげたかった。」



どんな相手に対しても


もう、こんな後悔しないように。


「今」が当たり前って、思わないで



優しく、素直に、真剣に。


誰にでも、何事にも、向き合える自分になりたいと思います。



オルルが教えてくれたことです。



オルル。



オルル。



本当に大好きだよ。



ごめんね。



本当にありがとう。