科学技術振興機構 THE MAKING 『電車ができるまで』 | 紫のぼやき日記

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阪急新1000系を作る工程を紹介。
場所は山口県下松市の日立製作所です。
下松って言うと、確か蒸気機関車と縁が有った様な・・

私等の世代だと、阪急=ナニワ工機(後のアルナ工機)ですが、近年は別会社に発注してる場合が多いみたいですね。
兵庫県南部地震の翌年にアルナ工機の営業さんにお会いしたのですが、私が開口一番に
「御社は今忙しくててんてこ舞いじゃ無いですか?伊丹とかで阪急電車が被災しましたよね」
と言った所、
「いやぁ、うちは今、業務縮小の最中で、阪急さんからオーダー無いんですよ」
と言われました。
其の数年後にアルナ工機は鉄道車両部門の『アルナ車両』とトラック架装部門の『アルナバン』に分離、『アルナバン』は矢野特殊自動車の傘下に入りました。

大学を卒業してから鉄分が減ってるので、アルナ工機の其の後について熱心に調べる事も無く、何と無く、『最近の阪急は全部外注やろ』位に思ってました。
でも、詳しそうなページをネットで見たら、必ずしもそうでは無いらしく、個体に拠っては、構体は外注でやって、艤装はアルナでやるみたいな方法が取られてるみたいです。
又、ウィキペディアに拠ると、アルナ車両は兵庫県尼崎市の拠点を閉鎖して、阪急の正雀工場内に移転したそうです。
学生時代に尼崎のアルナ工機の工場見学した者としては感慨深い物が有ります。因に正雀工場にも見学に行った事が有りますよ。

《構体組立》

側構体の製作




台枠に先程の側構体/妻構体/屋根構体を溶接。



《艤装》




床下の配線


天井の配線や機器の取付は、其の侭だと大変なので、車体を上下逆様にして行います。





《検査》
3箇月も掛かるそうです。


《出荷》
何故か台車を外して出荷します。理由は分かりません。
レールを用意したり車両を固定したりするのが大変なのでしょうか。
場所柄、船で出荷する様です。




以前買った阪神電鉄のビデオには、阪神8000系が作られる様子が映ってましたが(恐らく場所は武庫川車両)、彼れは凄い詳しく載ってましたね。

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